一輪挿しのBLUES -6ページ目

一輪挿しのBLUES

風流ならざるところ、また風流なり。

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世の中を華やかに彩る花の季節は移ろい、気がつけば樹々の若葉が淡く色づく新緑の時節に差し掛かろうとしており春という季節は意外にも儚く短きものとこの時期になりますと毎度のことながら名残惜しく思うのでございます。
花は愛惜のもとに散りゆくと申しますが木の芽とは時期を追うごとに色濃く勢いを増してゆくものでございましてこのような自然の摂理を人の世に置き換えても新たな門出に相応しい季節といえるのでございましょう。

どのような事であっても、今迄の生活が変化を迎えるというのには心配や不安がつきまとい明るい希望と合間って先に進めるのでございます。
歩み進む中で行き詰まることもあるかもしれません。気持ちが折れそうになる事も多々あるでしょう。
そのような時には無理せずに立ち止まって休むことも大切でございます。

闇雲に走り続けるのではなく心に余裕が無く周りが観えないときこそ頭をつかわず心で感じることも必要なのでございます。

眠れぬ夜を最近知った焼酎と羊羹の好相性で誤魔化しつつ、取り留めのない駄文を締めくくることと致します。







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人にはココロという誠に厄介な代物が宿っておりましてその姿形は手にとって示すことは叶いませんが、確かな存在として感じることはできるもので、浄や不浄、傷んだりやさぐれたりと様々な状況、環境により浮いたり沈んだりと常々変化を為すが故に極めて扱い難きものでございます。
己の心ひとつ満足に理解し難い状態で他人様との関わりとなると更に難易度が上がって困惑するようにも感じますが、心のしがらみを解いてくれるのも、やさぐれて刺々しく逆立った心をなだめてくれるのも、疲れきった心を癒してくれるのも人の心に触れる事でのみ成されるものでございます。上辺だけの関わりを多数持つことよりも、たった一人であったとしても中身のある信頼関係を大切にしたいと思うものでございます。



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暦の上では既に春とはいえども、まだまだ寒さが身に沁みる時節ではございますが辺りを見渡すと木々は僅かながらも芽吹き花々は色めき立ち季節の移ろいを感じるものでございます。
自然の流れ、風や空気というのは私どもの肉眼や手では捉えきれるものではございませんがこのように感じることはできるようで、俗にいう心眼とはこういった他愛もない事のように思えるわけでございます。

清風地に満ちて香し。

奥深いその人と成りや真心に触れたときの感覚に似ているような気が致します。








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