一輪挿しのBLUES -5ページ目

一輪挿しのBLUES

風流ならざるところ、また風流なり。

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そのはじまりとはいつでも衝撃的で突然やってくるものでございます。
様々な奇縁が折り重なり色々な経緯を辿り目の前に突如として舞い降りてくる光とも思える気が致します。
後付けの説明で理屈だてて事の筋道を通すことは可能ではございますが、恐らくは全てを云い得るには足らぬほど直観的にやってくるのでございましょう。

事の終焉とはいつも必然性を以ってやってくるものでございます。
様々な機縁が筋道をたて、己の限界を無常にも知らしめるかの様でございましょう。集結にはそれなりの理由が存在する気が致します。

白黒はっきりしてしまえば、はじまりました。終わりました。と決着するものではございますが、それまでの過程を泣き笑い喜び哀しみ迷い苦しみながら味わい応えなき答えを探し求める。其れこそが人としての素性をまっとうする意味があるようにも思えるのでございます。

いやはや人の世とは何とも難儀でいて奥深くおもしろき世界でございます。


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人は其々に様々な環境の中でその生をまっとうしてゆくものでございます。十人十色と申します通り似てはおりましてもまったく同じ生き方というのは無きに等しきなのでございましょう。
一般論では邪道と評されるとしても御本人の中で納得した上での道で在れば、それが即ち正道でございます。

評価や信頼というのは落としたり失うことは容易ではございますが得るというのはとても難しく、一長一短にはいかぬものと存じます。得ようとしているうちは逃げゆくもので、己が行為が誠であれば後からついてくるものと云われており、幾ら手を尽くしても何も変わらぬという事は自身の手段が方向性が間違っているという判断も出来る訳でございます。

万事がすべて思い通りに進むというのは理想ではございますが現実というのはそう容易いものではございません。
誰のせいでもなくただ己が真の足らざるを尋ねるのみなのでございます。







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頭の中で画く餅では空腹を満たすことはなかなか出来ぬもので「莫妄想」とは行動力乏しき妄想癖の傾向にある私にとって耳の奥がむず痒くなるような有難いお言葉で、大いなる野望も夢も大志も抱いているだけでは無きに等しきことで想わぬよりはマシ程度になってしまうものでございます。

夢は観ているばかりでは儚き夢で終わってしまい、僅かでも動き出すことで何らかのかたちが現実に楔を打つように現れてくるような気が致します。
おもいとカタチは常に一対でどちらが欠けても不完全なのでございましょう。
近頃想うばかりで行動の伴わない己を戒め、改めて現実の厳しさを肌で感じる今日この頃でございます。



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