最近、テレビなどでよく冷凍寿司や冷凍刺身のニュースをよく目にするようになりました
ひと頃は刺身といえば生が主流で、冷凍や解凍したものは鮮度がよくないというイメージを持たれていました
しかし、昨今の夫婦共働き事情や家事の時短、冷凍技術の発達、そしてコロナ禍による巣籠需要など社会を取り巻く状況が大きく変化
美味しいものをいつでも簡単・手軽に自宅で楽しみたいというニーズが増えた結果、高品質な冷凍食品の需要が増えた印象です
実際のデータとして、一般社団法人日本冷凍食品協会の統計データによると、2020年の冷凍食品の国内工場出荷額は、家庭用が初めて業務用を上回ったそうです
こちらが過去10年分の業務用と家庭用の出荷数量
コロナ禍が始まった一昨年の令和2年の工場出荷数量は業務用と家庭用がほぼ拮抗する数量
https://www.reishokukyo.or.jp/statistic/pdf-data-3/
データは令和2年までですが、令和3年の昨年もコロナ禍で巣籠を余儀なくされたので、この傾向は続くと思われます
その結果、今まで生鮮が当たり前だった寿司・刺身マーケットでも冷凍寿司や冷凍刺身というジャンルが今後大きくシェアを広げるのではないかという予感
冷凍マグロのイメージも変わり、ご家庭でいつでも気軽に好きなタイミングで解凍してマグロの寿司や刺身が楽しむ時代がすぐそこまで来ている実感
今、盛んに叫ばれているフードロス問題解決にも効果がありそうな冷凍食品
今後の動向も要チェックです
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