「つながっている」は自由で心地いい | 体はあなたの一番の味方 もっと一緒に楽しもう!

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こんにちは。

ブログをご訪問くださってありがとうございます。

ボディ・セラピストの天野茂美です。-

 

 

 

 

先日、月に一度のリラクセンスの研修会に参加してきました。

今回は、指先からのアプローチをきっかけにした施術の流れを、お互いに施術し合い、受け合いながら確認します。

 

 

施術の流れと言っても、リラうセンスでは決まった型のようなものはありません。

最初に皮膚に触れた時に相手の体が返してくれる反応によって、その後の流れが決まるからです。

 

だから、最初にどのように触れるのかが、とても大切な要素となります。

 

 

 

 

リラクセンスのセッションでは、最初から最後まで、終始クライアントさんの体の反応だけを見続けます

でも、セラピスト側に余計な決めつけや予測があると、その反応を素直に受け取ることができなくなってしまいます。

 

「次はきっとこう動くはず」という思い込みや前提があると、それ以外の反応が出た時に、それを感じ取ることができなくなってしまうんですね。

だから、セラピスト自身ができるだけ決めつけをなくすこと、そして可能性の枠を広げることが、とても大切なんです。

 

 

研修会の場は、単に技術を磨くだけでなく、

全く反応の違うお互いの体を施術し合うことで、決めつけを取り払い、可能性は無限にあるのだということに気づく場ともなっています。

 

 

 

 

指先に触れて反応を見ていくと、人間の体は本当に全身つながっているのだということが、体感で理解できるんですね。

 

最初は手の指先の曲げ伸ばしだけだった動きが、肘や肩、あるいは背中や骨盤まで動き出したり、

中には、手の指先を動かし始めたと同時に。脚まで動き出す人もいたりします。

 

体の末端に触れ、そこが動き出すことで、波のように動きが連動して気持ちよく広がっていく様子が、施術を受けていると深く体感することができます。

 

そして、受けている側が自分の体の中のつながりを体感する心地よさの中にいるとき、

施術をしているセラピスト側もまた、クライアントさんとのつながりを持つことで、同じ体感を味わっているんですね。

 

 

私がリラクセンスが大好きな理由の一つに、この「つながり」があります。

 

 

 

 

一つの体の中で、あらゆる器官がつながりを持って働いていることで、私たちの体は生かされています。

 

そしてまた、人間やほかの動物や昆虫、植物、そのほかのあらゆる生き物たちがつながりを持って、それぞれの役割に応じた働きをすることで、この地球上の生の営みは保たれています。

 

循環』という、マクロとミクロの世界での目に見えない真実を、心地よく体感できるのがリラクセンスの特長です。

そう、循環は心地いいのですね。

 

 

 

 

 

体の本来あるべきつながりが弱くなってしまうと、痛みやバランスの崩れなどの不調として表れます。

 

例えばぎっくり腰を繰り返すなど、同じ痛みや症状を繰り返す場合などが挙げられますが、その大きな原因として考えられるのが、体の使い方のクセです。

 

 

どのような使い方のクセがあるかは人それぞれですが、これまでクライアントさんからお話を聴いてきて感じるのは、

そのクセによって、体の中のどこか一カ所を、過度に使いすぎてしまっていること。

 

そして、使いすぎる箇所があるということは、本来使うべきなのに使っていない個所もあるということですね。

 

 

使いすぎてしまう箇所というのは、見方を変えれば動かすのが得意な場所と言うこともできます。

「得意なら全部よろしくね!」とサボり屋から頼まれたものを、すべて一手に引き受け続けてしまい、とうとう耐えられなくなってしまった状態です💧

 

であれば、そのクセに早く気づき、その負担を減らしてあげれば、そしてその分ほかの部位もちゃんと動いてカバーできるようになれば、痛みや不調は減ってくるはずです。

体全体が一つになって動くことで、体全体が楽になるはずです。

 

 

野球で言えば、なまじっかエースピッチャーに力があると、そのエースにばかり頼ってしまい、エースは常に全力投球。

その結果、頼みの綱のそのエースが故障してしまったら、どうにもいかなくなってしまう、

そんな状態です。

 

例えエースの力が抜群だとしても、いつも全力投球ばかりさせず、「ここは打たせて取ろうぜ!守りはオレたちに任せろ!」と、チームみんながそれぞれの力を発揮できたら、より強く安定したチームになりますよね!

 

そうイメージしていただくと、とても分かりやすいかなと思います。

 

 

 

 

どこか一カ所に無理をさせ、負担をかけ続けていることが、痛みや不調の大きな原因となっていることは、よくあります。

そのことに気づき、自分の体の使い方のクセを少しずつ変えることによって、必ず体は楽になります。

 

どこか一カ所に片寄っていた負担を、それまでサボっていたほかの箇所にも担ってもらい、しっかり本来のお役目を果たしてもらうことで、本来あるべきバランスを取り戻すことができます。

 

そうやって、体全体が一つの流れとしてつながりを持って動くことが、本来あるべき体の在り方です。

そんな体の状態を取り戻すことができれば、年齢を重ねても、行きたいところへ自分の足で歩いて行くこともできますね。

それはとても自由で、とても楽しいことですよね♪

 

 

体にも心にも、どこまでも優しいこと。

リラクセンスってやっぱり素敵です♡

 

 

 

 

最後までお読みくださってありがとうございました。