こんにちは。
ブログをご訪問くださってありがとうございます。
ボディ・セラピストの天野茂美です。-
最近、本当の幸せは日常のささやかな営みの中にあるんだなぁ、と実感しています。
朝当たり前のように起きて、当たり前のように顔を洗って、当たり前のように着替え、当たり前のように食事をして・・・
当たり前のように、普通に暮らすこと。
でも、これって本当に当たり前じゃない。
今日、大けがをするかもしれない。
明日、水道が壊れて水が使えなくなってしまうかもしれない。
明後日、地震が来て家が倒壊するかもしれない。
一か月後、大切な人がいなくなってしまうかもしれない。
私たちはこういった非日常の出来事が起こるまで、当たり前であることの有難さになかなか気づけませんよね😢
朝、元気に目覚められたこと
蛇口をひねったら水が出ること
ガスや電気が使えること
体が動くこそ
毎日食事ができること
当たり前の出来事をいつも感謝できること。
それこそが唯一の幸せであり、その喜びの波動がもたらしてくれる奇跡は、宇宙からのおまけのギフト。
今、小さなことに「ありがとう」を言えること。
私たちが自分でできることは、実はそれしかなく、それ以外のことは、宇宙が勝手に運んでくれるもの。
そのことが少しずつ腑に落ちてきた時、体の中心で安心・平安の感覚が広がってきたことに気づきました。
お客様の庭でとれたビワをいただきました。
小粒だけどとっても美味しかった♡
以前の私は、日常に無数にある幸せに目を向けることができなくて、もっと形ある”何か”を追い求めていたように感じます。
人の役に立つために何ができるか?
人からどれだけ称賛されるか?
それだけが幸せの基準になってしまっていた。
いや、待てよ。
たぶん昔はそれほどでもなかったはず。
ということは、人生のどこからか、その価値観を中心に生きるようになっていたということなのでしょう。
いずれにしても、
人の役に立つこと、人に喜んでもらえることは、とても尊いことだし、今でもそんな自分でありたいと思っています。
むしろ、以前より強く思うようになっています。
ただ、出発点が間違っていたんですよね。
自分の内側を十分に満たすことをせずに、ただ周囲の幸せだけを求めるのは、本当の意味での幸せじゃない。
自分を不幸にするし、結果的に周りの人のためにもなりません。
周囲の幸せを願うのであれば、まず自分を幸せにすることから始めなければ、何も生み出すことはできないんですね。
自分自身を十二分に満たしきることができれば、勝手に幸せがあふれ出して、勝手に周囲も幸せで満たしていく
それこそが本当の幸せの循環であり、きっと多くの人が知っている幸せの法則ですけれど、以前の私は頭だけの理解で、体感閣で理解していなかった。
だから、そこはかとない苦しさが、いつもうっすらと付きまとっていたんです。
いつもどんな時も、「ありがとう」を自分自身にも贈ってあげてくださいね。
物事が自分の思うように進まない時に、イラっとしている時
失敗して落ち込んで、自分を責めてしまっている時
後悔してしまう自分
こんな時って、自分がとても小さな、取るに足らない存在だと感じてしまいがちですよね。
でも、そんな小さな自分の今の気持ちや言い分をないがしろにせず、その声をしっかり聴いてあげてほしいなと思います。
そして、
「そうか、そう感じているんだね。」
「そりゃ、そんなこともあるさ、人間だもの」
「そんなあなたも可愛いよ。大好きだよ」
と、どこまでも受け止めてあげていただきたいなと思います。
だって、その小さな私たち一人ひとりは、この地球という体にとって、他と取り換えることのできないかけがえのない細胞の一つなのだから。
お向かいの紫陽花が美しく咲いています
小さな自分の小さな日常の幸せに、たくさん気づき感謝できること。
日常の幸せに気づくセンサーをいつも働かせていたいと思います。
それが自分にとっても、周りの大切な人たちにとっても、大きな喜びとなるのだから。
最後までお読みくださってありがとうございました。