太った乗客への差別はやめるべき...??? | 伊勢崎あずまの塾 精鋭みどり塾

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こんにちは。みどり塾です。

 

「太った乗客に特別対応を!」プラスサイズ・女性インフルエンサー、空港職員に「車椅子の介助」を要請して賛否両論(Pen Online) - Yahoo!ニュース

 

肺高血圧症のため飛行機に乗る際は

“呼吸補助具”が必要不可欠の女性。

空港で車椅子の介助を要請するも

 

「私が本当に車椅子が必要で、

座らせてほしいと伝えましたが、

彼女は私を無視して歩き続けたのです」

 

空港従業員が

「女性が歩けるにも関わらず

肥満体型のために介助を要請した」

と思い込んでいると推察した女性は

 

「黙っているという選択肢はもうありません。

同じようなことを経験したことがあるなら、

あなたは一人ではありません。

差別は実際に存在します。

他の誰にもこんな経験をしてほしくない」

 

と動画で訴えたそうで...。

 

 

この動画は賛否両論、物議を醸し

否定的なコメントも殺到したと。

 

「きっと従業員の人は

あなたが怠けてると思ったのだろう」

 

「あなたは障がい者じゃない。

歩けるのに車椅子を使って、

押してくれなんて…図々しい」

 

 

...どうなんでしょうか。

 

「肺高血圧症は肥満が原因」

というコメントもありますが

問題はそこではないはず。

 

この女性が肥満であることと

障害を持っていることは

分離して考えるべきです。

 

「車椅子の介助」は

肺高血圧症という障害で

依頼しているワケで。

 

介助というのは

病気や障害の原因まで

込みで判断すべきでしょうか?

 

仮に怠惰な生活による肥満が

障害の原因だったとして

 

...介助を断ってもいいと?

 

それなら介助の申請時に

原因や経緯を書かせるべき。

(ナンセンス極まりないですが)

 

 

ただ女性の側にも

「空港職員が誤解で介助しなかった」

と思い込んでいる点や

肺高血圧症の診断書などを

提示しなかった?点は

落ち度といえば落ち度なのかも。

 

たしかアメリカには

障害者手帳のような

公的な証明がなかったかと。

だとすると余計に

誤解を避けるために

診断書を携帯すべきなのかも。

 

 

いずれにしても不幸な出来事でした。