キャバクラはOKなのにシッター代が経費にならないのはなぜ...??? | 伊勢崎あずまの塾 精鋭みどり塾

伊勢崎あずまの塾 精鋭みどり塾

群馬に生きる塾講師の...ぼやきブログ。

こんにちは。みどり塾です。

 

宮崎麗果氏「キャバクラは落ちるのに…ワーママのシッター代は経費にみなされないのってなぜ」投稿に物議(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

 

「接待交際費で例えば

キャバクラやクラブは落ちるのに 

ワーキングママが仕事するために

シッターを雇うお金などは  

一切経費としてみなされないのって 

なぜ」

 

と問題提起した実業家の宮崎麗果氏。

 

 

「託児所を社内で作れば

いいんじゃないんですか?

ってdmや返信いただくんですが 

もちろんそうなんですが笑 

起業したてのママが小さく始める会社で 

託児スペース作れる余裕がないと思います。

大きくなれば可能なのでしょうが、

色んな規模感の会社がある中で 

根本的な税制制度の見直し

して欲しいなって思います」

 

 

...これはおっしゃる通り。

 

もちろん法律は守らねばならない、

それは当然だし

宮崎氏も異論はないはず。

 

しかしだからといって

おかしいと思っても何も言わない、

ではいつまで経っても改善しません。

 

宮崎氏のような発言力がある方が

こういう主張をされるのは

むしろ社会のためになると思いますね。

 

 

ちなみにワタシも疑問に感じたので

知人の税理士に尋ねてみたところ

 

「経費として認められない理由は、

子育てがプライベートな事柄だから。

直接的な事業コストではないってこと」

 

「事業上、直接関係あって

必要不可欠な費用なら

経費として認められるかもね」

 

 

...じゃキャバクラ代は?

それこそ事業上関係ないのでは?

 

「接待費として考えられるじゃん。

仕事上必要なものって

ほぼほぼ経費にできるんだよ。

だから一緒に行く客も

取引先じゃなくてもOK。

将来的にそういう可能性がある

って言えば誰でもいいからさ」

 

「もちろん独りで行ったとかはダメ。

あとあまりにも高額だとかも。

調査が入ると絶対ツッコまれるから」

 

「キャバとか飲み代ってグレーなんだよ。

10年前に交際費課税の法改正が

あって、だいぶ緩くなったんだよね」

 

「気持ちはわかる。

シングルマザーが個人事業主の場合

子育て関連の費用は飲み代なんかより

よっぽど事業関連性、あるよね。

でもこれはもう慣習みたいなもん。

 

『飲み代は接待費!

経費として認めましょう!』

『シッター代?

それは個人の生活費で

事業には関係なし!』

 

っていう古い考え方、成り立ちが

変わらない限り、なかなかねぇ」

 

 

...う~ん。

率直に言って...クソだな。

 

 

「アナタは経費でキャバクラ行くの?」

 

...経費も何も、行ってませんって。

塾に接待費とか必要ねぇしさ。

むしろ教材会社とかから

接待をされる側、でしょ。

 

 

「じゃやっぱ行ってんのね!」

 

...いやいやいや。

たとえ話ですよ、たとえ。

ウチのような零細個人塾、

教材会社から接待されるワケねぇし。

 

 

結論...キャバクラ、行ってない!

 

 

話は戻りますが

別にキャバクラ代は経費ダメとか

そういうことじゃないですよねぇ。

シッター代も必要に応じて認めてよ、

 

...そういうシンプルな話ですよ。

 

必要かどうかは税務調査すればいい。

キャバクラだって

(っていうか全ての経費について)

きっちり調査されるんだから。