迷惑をかけないように育てると個性を殺す...??? | 伊勢崎あずまの塾 精鋭みどり塾

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群馬に生きる塾講師の...ぼやきブログ。

おはようございます。みどり塾です。



久しぶりのご登場ですねぇ。

才賀紀左衛門氏の元事実婚パートナー

タレントブロガーの絵莉さん...。


「最近息子のやんちゃさが増し、

しかし『ダメ』や『やめて』が通じず

どうしたもんか、と悩んでいる」


「『危ないからダメ、やめて』

は通じないし力加減もできない。

お友達と遊びたいときは

思いっきり掴んだりしちゃう」


「わたしが息子の手を掴んでいて、

自分の思い通りに行かないと

(例えば今走りたいのに!みたいなとき)

わたしの手を噛んでくる」


「お友達のことは噛まないように

気をつけないと。

今のところまだ他人のことは噛まない。

それだけでもまだマシか。

この先気をつけないと」



...なるほど、大変そうですねぇ。

たしか1歳?でしたっけ。

乳幼児は個人差が大きいですし

話せないかわりの意思表示として

手が出ちゃうのも、まぁあるあるでしょう。


ウチの次女ちゃんは女の子からなのか

(性別よりは性格でしょうか?)

こういうことがないので

よかったなぁというのが正直なところ。



「人に迷惑かけないのは大事だけど、

個性を殺すのは違うよね」


...ん? これは違うかなぁ。

人に迷惑をかけるかけない、と

個性云々は全く別の問題でしょう。


この言い方だと

「人に迷惑をかけないようにする」と

「個性を殺す」ことにつながる、

みたいじゃないですか。


...全く関係ないでしょう。


人に迷惑をかけないようにすることで

抑制されるのは個性じゃなくて


...ワガママ、ですね。


むしろ良いことだと思います。

この辺の認識、捉え方がどうもおかしい人が

最近多いように思いますね。


ワガママ=個性、では断じてないですし

人と違う考え方=個性、でもありません。


そもそもルールやモラルを守らないのを

個性的と捉えるのがありえないワケで。

個性とルール、モラルは

何ら相反するものではありません。


安心して、人に迷惑をかけないよう

育てていただきたいと思いますね。