ドラマ『セクシー田中さん』脚本家 批判浴びたSNS投稿を謝罪…芦原さんが明かした“脚本トラブル”は「初めて聞くことばかり」（女性自身） - Yahoo!ニュース
「私にとっては初めて聞くことばかりで、
それを読んで言葉を失いました。
いったい何が事実なのか、
何を信じればいいのか、どうしたらいいのか、
動揺しているうちに数日が過ぎ、
訃報を受けた時には頭が真っ白になりました。
そして今もなお混乱の中にいます」
「SNSで発信してしまったことについては、
もっと慎重になるべきだったと
深く後悔、反省しています。
もし私が本当のことを知っていたら、
という思いがずっと頭から離れません。
あまりにも悲しいです」
「セクシー田中さん」の原作者である
芦原先生の訃報に対して
騒動のきっかけとなるＳＮＳ投稿を
したドラマ脚本家の相沢友子氏、
ついに沈黙を破り、謝罪を口に．．．。
「原作に忠実に」との契約自体
知らなかったということですが
．．．まぁそれはちょっと、と。
１話～８話まで、出した脚本に
常に修正依頼がきてましたよね？
そして最終２話に至っては
原作者が脚本を担当すると。
相沢氏がどう思ったか、は別に
いくらなんでもそういう状況では
原作者が満足してないことくらい
想像つくはずでしょう。
シナリオ作家協会の元理事で
「原作者には会いたくない」発言の
黒沢氏同様、相沢氏も
．．．原作者を蔑ろにする姿勢が
なによりダメだということでしょう。
ＳＮＳの対応が悪いとか
そんなの些末なことですよ。
とはいえ、自分自身の言葉で
謝罪コメントを出した相沢氏。
これで残った当事者は
．．．小学館、ですねぇ。
社内向けに
「今回の件に関する経緯などを
社外発信する予定はない」
と表明したらしいですが
小学館 編集者一同として声明「ご意向が伝わっていた状況は事実」 芦原さん急死「寂しいです、先生」（スポニチアネックス） - Yahoo!ニュース
「小学館・第一コミック局 編集者一同」
としてコメントを発表．．．と。
「『著作者人格権』という著者が持つ
絶対的な権利について周知徹底し、
著者の意向は必ず尊重され、
意見を言うことは当然のことである
という認識を拡げることこそが、
再発防止において核となる部分」
「組織として今回の検証を
引き続き行って参ります」
「今後の映像化において、
原作者をお守りすることを第一として、
ドラマ制作サイドと編集部の交渉の形
を具体的に是正できる部分はないか、
よりよい形を提案していきます」
なるほど。
現場の最前線スタッフとして
現時点での精一杯の誠意が
たしかに感じられますね。
．．．しかし一方で
「ドラマ制作にあたってくださっていた
スタッフの皆様には（原作者の）
ご意向が伝わっていた状況は事実」
であるにも関わらず
「ドラマ制作サイドに意向をお伝えし、
原作者である先生にご納得いただける
まで脚本を修正していただき、ご意向が
反映された内容で放送されたものが
ドラマ版『セクシー田中さん』です」
という、全方位に配慮された
なんとも玉虫色な発表も．．．。
とはいえ、これくらいが限界かなと。
芦原先生のご遺志としても
トラブルや諍いは望まれないと。
これを機にいろいろな不都合が
解消される方向へ進むことが
せめてもの慰め、と
．．．納得するしかないのでしょう。
みどり塾でした。おやすみなさい。