授業中に鍋=自由...??? | 伊勢崎あずまの塾 精鋭みどり塾

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大学の授業中、学生が鍋を食べる...驚きの光景にSNS賛否両論 許可した教授が明かす「自由」めぐる深い理由(J-CASTニュース) - Yahoo!ニュース

 

ポピュラー音楽研究者で

大阪公立大学教授の増田聡氏が

 

 

「ようやくほんまに鍋やってくれた

学生(一回生)が現れました」

 

「大学とはこんなふうに手間暇かけて

自由であることのディテールを

確認する空間であるべき」

 

と、授業中に鍋をする学生の

写真を投稿したと...。

 

 

増田氏の考え方は

 

「他の受講生に迷惑をかける

行為は禁止ですが、

『迷惑をかけなければ

何をやってもいいよ』

と言っています。

『授業を途中退出したり、

立ち上がって背伸びをしたり、

迷惑をかけなければ授業中に

鍋をやってもいいよ』

とも話しています」

 

「大学で授業を受ける態度は、

居眠りを禁止されるような

高校までの学び方とは違い、

個々の学生が自発的に考えるべきであって、

何が他人に迷惑をかけるのかということも

自分で考えなければいけません。

仮にそういうことが起こったら、

その場で学生同士で話し合えば

いいじゃないかと言っています」

 

というようなもの。

 

 

...う~ん、何と言うか。

「大学の授業」というものが

小中高とは違ってお仕着せで

受動的、ルールづくめでない

ということは、その通りでしょう。

 

また、それがゆえに

学生自身が自主的、自立的、

主体的に学習に取り組むべき。

 

 

...違和感はそこにあって。

 

自由とは何か、自由の意義を

理解することが授業の目的なん?と。

ポピュラー音楽研究家の増田氏、

音楽関係の授業、ですよね?

座学ということなら理論的なもの?

 

...それと鍋、何が関係するの?

 

鍋をしたことで授業の理解が深まる?

そんなワケないと思うんだけど。

 

これまで鍋をやらなかった学生たちは

「極端な例として鍋を挙げたんだろう」

という極めて常識的な認識をしただけ。

 

一方で今回鍋をした学生たちは

「先生が言うんだからやってみよう」

という増田氏への忖度?や

「面白い!やってみようぜ」

という単なる目立とう精神?に

 

...過ぎない気がするんだが。

 

 

ま、教授も学生もそれでいいなら

外野がとやかく言うことじゃないか。