勝ち虫とは・・・蜉蝣(カゲロウ)と蜻蛉(トンボ)の混同 | 生物のこと、いろいろ
2007-09-30 14:32:08

勝ち虫とは・・・蜉蝣(カゲロウ)と蜻蛉(トンボ)の混同

テーマ:ブログ

・節足動物門
  ・・・昆虫綱
    ・・・・・カゲロウ目(蜉蝣目)・・・世界でおよそ23科310属2200種
    ・・・・・トンボ目(蜻蛉目)・・・全世界に約5000種
    ・・・・・アミメカゲロウ目・・・ウスバカゲロウは、こちらに分類


・トンボは、勝ち虫と呼ばれ、縁起物とされていた。
・素早く飛び回り害虫を捕食し、前進するのみで後退しない攻撃的な
 姿から、「不転退(退くに転ぜず、決して退却をしない)」の精神を
 表すものとして、特に戦国武将に喜ばれた。
・江戸時代以前の日本における「蜉蝣」は、現代ではトンボ類を指す
 「蜻蛉」と同義に使われたり、混同されたりしている。


・西洋においてはトンボは基本的には不吉な虫と考えられた。
 ヤンマ科の英名は Dragonfly という。

(ドラゴンは、不吉なもの、という文化)

AD