今書いている詩(673) 「たろうさんのヤモリくん」 | たろうくん(清水太郎)のブログ

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八王子の夕焼けの里でniftyの「清水中世史研究所」(八王子地域の中世の郷土史)とYahooで「清水太郎の部屋」として詩を書いてます。

 
   たろうさんのヤモリくん
 
 サッシの出窓閉めたら
 ポトリと落ちた君は誰
 おやまぁ また来てたの
 ヤモリくん
 
 いないと思ってたら
 そこに貼り付いて
 あら見てたのねぇ~
 
 急いで逃げなくってもいいよ
 でも此処にいても
 餌にはありつけないからね
 今度は入れるように
 網戸を少し開けとくね
 
 君はハ虫類だろう
 本当は少し苦手なんだけど
 今度来たらナデ撫でして見ようかな
 この家が気に入っているんだろう
 
 娘がもういないから
 ウマオイ君 ゴキブリくん
 走り回ってるね
 餌になるにのかなぁ~
 
 そうか君はコオロギ君が
 好きなのかい いまは
 いっぱいコオロギ君啼いてるね
 クモ君も好きなんだ
 蛾も食べれるんだね
 
 バクのように
 夢は好きかい
 わたしは食べてるよ
 
 孫が帰ってきたら
 君の啼き声を聞かせたいね
 産まれるときに君の泣き声を
 聞くと幸福になるそうだから
 産まれてからでもいいんだろう
 
 黄金の閉じない眼(まなこ)を持った君も
 「神さまが 使わしたのかな」