白河関跡【番外】(2024/6/6) | まったり攻城戦 -日本100名城・続日本100名城訪問の記録-

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城の訪問記録。のんびり200名城の制覇を目指します。

 城ではないのですが、白河小峰城訪問の後に同じ市内の「白河関跡」に行ってきました。

 

 白河関は古くから奥州の関門として置かれており、歌枕として数多くの和歌にも詠まれている名所です。

 

 
 厳かで雰囲気の良い入口です。

 
 よく整備された階段を登っていきます。

 
 能因法師などの歌が刻まれている石碑です。

 
 空堀の跡。保存状態がよいです。

 
 写真だとイマイチ伝わりにくいのですが土橋。看板の奥に土塁が築かれています。

 
 堀の内側。城でいうと主郭に相当する場所でしょうか?開けた土地が広がっています。

 
 一際目立つ大木。鎌倉時代前期の歌人、藤原家隆が奉納したと伝わる杉の木です。
 家隆さんの歌は小倉百人一首にも選ばれています。「風そよぐ ならの小川の 夕ぐれは みそぎぞ夏の しるしなりける」の人です。

 
 1180年、源義経が平氏の追討にあたりここを立ち寄った際に、この桜の木に源氏の旗を立てたそうです。
 実際には特定はできないだろうと思うのだけど、どの桜の木だろう?

 
本日の日帰り弾丸ツアーはこれでおしまいです。