城ではないのですが、白河小峰城訪問の後に同じ市内の「白河関跡」に行ってきました。
白河関は古くから奥州の関門として置かれており、歌枕として数多くの和歌にも詠まれている名所です。
厳かで雰囲気の良い入口です。
よく整備された階段を登っていきます。
能因法師などの歌が刻まれている石碑です。
空堀の跡。保存状態がよいです。
写真だとイマイチ伝わりにくいのですが土橋。看板の奥に土塁が築かれています。
堀の内側。城でいうと主郭に相当する場所でしょうか?開けた土地が広がっています。
一際目立つ大木。鎌倉時代前期の歌人、藤原家隆が奉納したと伝わる杉の木です。
家隆さんの歌は小倉百人一首にも選ばれています。「風そよぐ ならの小川の 夕ぐれは みそぎぞ夏の しるしなりける」の人です。
1180年、源義経が平氏の追討にあたりここを立ち寄った際に、この桜の木に源氏の旗を立てたそうです。
実際には特定はできないだろうと思うのだけど、どの桜の木だろう?
本日の日帰り弾丸ツアーはこれでおしまいです。