市場のバランス
自動車業界の話で例え話をしてみましょう
・過去5年間の業績を見てみると、徐々に右肩下がり
・昨年はとくにダウン
・1契約あたりの単価もダウン
ここまでの情報で、何を想像しますか?
ポイントとして!
B to B(自社と自動車関連会社)
B to C(自動車関連会社とカーオーナー)
B to B to C(自社と自動車関連会社とカーオーナー)
上記の場合、Cの動向を知る必要があります。
自社は、自動車関連会社に目を向け、たくさんの提案をすると思いますが、その先にはカーオーナーがいて成り立っていることを忘れてはいけません。
よって、カーオーナーの方で何かの変化が現れてきたのか?
徐々に右肩下がりですので、大きな出来事はなかった(※昨年までは)
・・・
・若者の車離れ
・カーシェアリングなどの新しい商品により、選択肢が増え分散型に
・ユーザー層が変化せずにお客様の高齢化
・昨年は近くに(市場)大きな変化があった可能性(大手の進出)
・自動車の構造進化から、交換部品の減少
・故障が減ったことから、スポット修理での来店数ダウン
できれば、考えられる根拠を可能な限り書き出しましょう
可能な限りたくさん!(100個くらいはでるかもしれません)
そこから、分類や関連性などを見てみると、現状と未来が見えてくるかもしれません。
何かが増えると何かが減り、何かが満たされると何かが不満になります。
いつも時代にもビジネスチャンスは必ずありますので、そこを探る作業をコツコツとですね
♪5年前に無かったもので、今は当たり前にあるものは何ですか?
今日もありがとうございます
数字の根拠
指標を考える
さて、前回の記事で指標についての記事を書きましたが、今回はもう少し具体的に見ていきましょう
社外について見た場合は、やはり過去・現在、未来予測をしてみる必要があると思います。
過去から現在までの業績
その推移
↑の推移に対しての社内外変化の把握
人、商品、市場などの変化があったのかどうか
要は、数字の根拠です!
ここは、できるだけ実際の数字を捉えるようにしましょう
イメージ感では駄目です。
根拠を知ることは、今後の戦略立てにとても重要なことですし、傾向が見えないと未来が見えてこないので頑張って取り組んでみましょう。
管理職になると、上記のような数字との「にらめっこ」が増えてきますが、徐々に慣れますので焦らずコツコツといきましょうね。
♪あなたは、数字の根拠をどこまで知っていますか?
今日もありがとうございます
最初にすること
部下をもったら、最初にすることは何でしょうか?
・・・
会社の方針に則って、自部門のやるべきことを伝える
自分が所属長になる前に、気になっていたことをさっそく実践する
自分が理想とするルールを策定する
部下と面談する
などなど、いろいろでてきますよね
・・・
どれも大事なことでしょうけど、先ずは「現状把握」をしましょう
現状把握とは、社内的にも社外的にもです。
そのエリアの市場性
そのエリアの立位置(シェアなど)
その拠点の総資産
そのエリアのセグメント別バランス
そして、もっとも重要なこと!
・・・
そう、部下のことを知ることです。
これから一緒に働く仲間を知ることは、とても重要なことです。
自部門のリソースを把握していないと、外の現状を把握した後の戦略が立てられなくなります。
そして、知るポイントを絞っておくと時間をかけずに距離を近づけることができますので、ある程度の指標を考えることから始めてみましょう。
同じ目標に向かって全員で!
♪あなたは、どんな指標を立ててみたいですか?
今日もありがとうございます

