上の子がいよいよ今までがんばってきたスポーツ部を卒部します。
小学生は、やはり親たちのサポートが必須だから、親たちもがんばってきた。
その挨拶で、とあるお母さんが
「今できる事を精一杯やる!という事を、試合や練習で学んで貰えたらという思いでやってきた」
という言葉があり
親は子供に、今できることを精一杯やる、ということの大切さを学んで欲しいと思っていても
この中で何人がそういう生き方をしているかな
なんて思いが湧いてきたりもして、あまのじゃくな私(笑)
(他意はありませんよ、もし、何か感じたら、そこにご自身の自分の見方が投影されているので、見てみると良いです、例えば、ちょっとカチンと来たら「出来ることを精一杯やっていない」と思っている場合、カチンと来たりね。
他にも色々あるので、その感情を見てみることが大事)
話を戻して
本当に、今できることを精一杯、明らかに実力差がありすぎる試合でも、やってきたと思う。
よくやった!
って、手放して誉めたいくらい(笑)
自分が小さい頃は体が弱くて
(あっ、また誰か笑ったね!ホントなんだけどね(笑))
運動はしっかりとは出来なかったから(普通にはしてました)
ちょっと体がきつくなると「あ、やめとこ」ってタイプなので、
これでもかこれでもか!
って、食いついて自分を駆り立てていく、それが自分をグーンと伸ばしていく、そういう姿を、子供達みんなから学んで、素晴らしいなぁと思って
うちの子の伸び率が、素晴らしく飛躍的とは、いいませんが、それなりに、彼なりに良く成長したと思います。周りから見れば全然でもね。
監督の言葉で印象に残っているのは、実力差がありすぎる試合の前で
自分を信じて!
あっ(失敗した)なんて思わなくて良いの。
アッと思ったら、もう次の瞬間には体勢を立て直す事に集中するの。
自分は出来る
必ず出来る
必ず出来る、そう信じて!
こんなこと、小学生の時に言ってくれる人は、私にはいなかったから、こういうことを学べて幸せな子だなぁって思うけれど、そう思う親御さんばかりでもないし(笑)私には私の学びがあったので、どちらがいいというわけでもないけれど、
やっぱり、小学生の内にこういう精神の在り方を学んでいるのといないのとでは、全然在り方が違ってくる。
何か問題にぶつかったとき、どこをどうすれば、どうなったのかなってシミュレーションするし、すぐに折れたり、しおれたりしない。
地味な努力と練習の上で少しずつ上達していくことを、学んでいるから、ね。
自分軸ってものがあって、自分なりに工夫してみたり、あれこれやってみる事が出来る。
でも世間に出るにはまだ、素直すぎるかな(笑)
素直さはそのままに、立ち回るコツみたいなものを、これから学ぶんだね。
さて、話は変わって、ジョギングをしているしかめっ面の40代と見られる男性とすれ違いました。
最近、本当に多いですね。
末っ子は、そこらに生えている草や石、水たまりなどに釘付けで、目をきらきらさせながら、春の日差しの中で楽しんでいました。
線量も低かったし。
で、その40代男性の顔を見て分かったのが、その人は、何かを得る為に走っていて
走る事が楽しい訳じゃないということだったんですね。
もちろん、走るのがとにかく楽しい人もいるのですが、その人は違ったんです。
つまり、
今の俺じゃダメだ、走らなきゃ、
今の俺じゃダメだ、走らなきゃ、
って繰り返してるんです。
だから見てても全然楽しそうじゃないし、楽しそうにしている我が子がそこにいるのにも、多分気付いていないと思います。
今を生きる、今を精一杯生きる
っていうと、なんか、もっともらしいけど
簡単にいうと
リゾート地に来ていると思えばいいの!
どんな景色でも、どん欲に味わいますよね(^^)
そんな風に過ごす事が、今を精一杯味わい愛でる、ということなのかなと、思ったのでした。
あの男性も私が創造したのね、この事を学ぶために♪
ありがとうございます。