今日は、我輩が熊本城を案内するぜよ。
「熊本城馬（猫？）じゃけんよろしゅう。」
「わいが、こん城ばまもっちょるけーのー」（言葉が、いろいろ混ざるのは勘弁して候。）
「築城４００年以上経っとるぜよ。」
「この人が造ったんじゃ。」
「加藤 清正ばい。」
「熊本では清正公（せいしょうこう）さんて言われとらす。」
「細川のお殿様より慕われとらす。」←この辺の歴史は自分で調べてくれ。
明治神宮の中にある、清正が掘ったいう井戸「清正井」がパワースポットちゅうてすごい有名になっとるとばい。
肥後の国では現在、元のお城の状態に復元する工事が少しずつ行われております。
「ここがうわさの本丸御殿大広間の外観じゃ。７５億円かけとるよ。」
「中ば案内するばい。ちゃーんとついてきてね。」
「ここは、台所ですよ。奥にでっかい釜戸が三つありました。」
「煙が天井に抜けるように造ってあります。
太か梁は樹齢１００年超えてる松ですよ。
人吉の松て言よらした。 お人よしじゃなかばい。
熊本県外の人は地図で調べてちょ。
この大名屋敷の復元の為に全国から木材を集めたらしか。
造りかたも、文献ば見て当時の通りに造ってあります。」
「おっ お役人さま。」
「大広間です。ちょいピンボケか、ここに家臣が
集まったとです。」
「そして、奥が昭君の間ですよ。」
「中国の王様の絵が描かれてます。天井にも
描いてあるよ。すばらしかよ～」
「ここに『清正公』がおらしたと。」
小天守閣から大天守閣を望む。
下を見るとこんな感じ。
飯田丸五階櫓の入り口からみたところ。
お堀です。
飯田丸五階櫓と樹齢８００年のくすの木。
白梅
紅梅
「城内ぐるっと回るといろんなお城の顔があるとよ。
観光案内じゃ天守閣と本丸御殿大広間だけですよ。
学生時代に走った二の丸公園（デートに行くと別れるらしいよ。）
坂ダッシュしたところとか見所はまだ、まだありまんがな。」
「加藤清正ですぞ。見たれい。」
「これで、おしまいじゃ。いっぺん来てみなっせ。
１万円で３時間みっちり案内してやるばい。」
「ところで遊びで熊本に行ったんじゃなかとよ、これも
仕事ですよ。
それでは江戸へ参勤交代です。」
