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今日の1本目のブログ
「ついに念願かなって金継ぎ、教室までの道のり編」
まだお読み出ない方は、ここからは続編なので
そちらを先に読んできてくださいね~
さて、いよいよ金継ぎ教室スタート!
目の前に
ズラリ並ぶお皿たち。
先生が言う。「金継ぎってのは、1回でやる作業には限りがあって、ひと工程はだいたい5分ほどなんです」
と。
え?体験5分で終了!?
なので、工程ごとにお皿を用意していますので、今日は全工程を一気に体験していただけます、と
まさかの3分間クッキング方式!
20分煮込んだのがこちらです、的な。
だから、お皿がズラリ並んでたわけね~
そう金継ぎって、1日で出来上がるもんじゃないこと判明。ゆっくり仕上げていくものなのね〜
てなわけでいざ、体験開始。
の前に~
漆が肌に直接ついてしまうとやっぱりかぶれちゃう人もいるってことで、作業はここから手袋に。お手洗いいけなくなるよ~ってことで、みんなトイレからはじめましてね。
まず最初が、欠けたお皿を丈夫にするために透漆(とううるし)を塗る作業から。
器を持ち、筆を持ち、さぁ、塗るぞと構えたところで
アカーーーン!!!
まさかの、老眼・器ぼかしの術を喰らうワタシ。
ぼ、ぼ、ぼやけてるぅぅぅ
と思いながら、えぇぇいっと筆をおろす
エエとこに着地した~!!!
一か八かが過ぎるで、オイっ。
ぬりぬりしてティッシュオフ。
本来なら、これが一日目の作業。ぬったところが完全に乾くまで次の作業ができないってことなのよね。
手はまだ漆で汚れてなかったので、さっと老眼鏡をはめていざ次の工程へ
次が、欠けている器にパテを埋め込んで土台を作るという作業。
しかしこれが、先生が用意してくれていた器とパテの色が全くおんなじ色。
え、先生・・・これはもはや
芝生の中に落ちた枝豆ひと粒を探すくらい困難では...
目をシバシバさせながら、なんとか焦点をあわせて作業する。
あぁぁ、老眼のないもっと若い時に始めればよかったなぁ~
と心底思いながら作業をしている
クスクスと笑い声が
ふと顔をあげると
「心の声がもれてますよ」
と。
しもた・・・
こんなところで独り言ンヌ!!!
やってもうた、やってもうた
言ンヌ族の部屋の鍵、閉め忘れてた~
次回までに南京錠5個くらい買っとかなアカンな、と思いつつ
えへへ、と言いながら、なんとかパテを埋め、次は、パテをならして、その上にぬる弁柄漆を作る作業へ。
それを器に塗っていくのだが、これがまた、乾いたパテの色と弁柄漆の色が一緒。
す~っと塗っているつもりだが、その幅しっかり塗れているかはよく見えない。
ちゃんと塗れているかいないかは、ラスト、金や銀粉を散らした時にくっつけば塗れてる、くっつかなければ塗れてない、という結果の仕上がりに直結してしまうからこれ大変!と知ったのは、もちろん、出来上がってからの話。
粉を散らして
あぁぁぁぁぁ下の方
塗れてませんやんか~
次回は、老眼鏡うんぬんでなく、
手元を猛烈に光らせてくれるライトを購入して持って行こうと決めた次第。
女優は老けを飛ばすためにライトを買う。
ワタシは老けを飛ばすために手元の作業用ライトを買う。
何年経っても美しいオンナとの溝は埋まらない
当たり前か
【余談】
10年ほど前に買った、さほど高くもない漆の器。ガルたちがスプーンを使ったことで剥げてしまって、どうしたもんかと。先生にこれも金継ぎの作業で出来るのかを聞くために器を持参すると「これは、金継ぎの工程の一つでできます」とワタシが作業している間に、さささと仕上げてくださり、
見事復活!
処分しようか迷ってた器が
生き返ったのでありました!
てなわけで今日は
独り言ンヌに遭遇した話と復活のお話をふたつ
選びました。
この日ワタシに独り言ンヌ族が入居した日
アメリカとにかくアバウトなモンが多いが、この接着剤だけは日本より優秀かもしれない
お読みいただけると嬉しいです。
ワタシが金継ぎでうかがったのは
キョウノヨリミチというところです。
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