我々はただ、厄払いのために神社を参拝したかっただけなのに、まさか、本殿まで、「参道」という勾配ぶりを一切感じさせない仮面をかぶった登山道を登らないといけない
山登り、参拝付き
とメインが入れ替わるというそんな数十分を体験し
やっと本殿へと到着したのである。
手や口を清め、本殿への数段を登りいよいよ参拝、と礼をしようとしたとき、本殿からなのか、横からなのか、いきなりシャ～ン、ぷわ～んと音が鳴り始めたのである。
どなたかのしっかりとしたご祈祷が始まったのだと思うのだが、我が家の普通の参拝が急にグレードアップしたような気持ちになるという
おこぼれラッキー参拝
な、なんともふわっと心が軽くなるような気持ちになったのである。
その後、旦那は、会社用にと自腹でお札を買い、その後、おみくじを引くことにしたのである。
裏向きで渡されたおみくじを表に返すと
凶!!!!!!!!
エエのよ、神さん。ワタシがブログやってるからって、そないネタ提供してくれんでもエエのよ。それに、何よ、その凶と書かれた文字の横の
「安定運」
なにか、ワシの人生は、「凶」な日常でこそ「安定している」と言いたいのか、こんな相反する性格の二つの言葉を並べて
つじつま合いませんやんか～
なんじゃこのおみくじは、と一つひとつの項目も読む気にならず、山道をのぼりきった挙句のこの仕打ち・・・とため息をはきつつも、最後の項目に目をやったのだ。
そこに書かれていたのは
病気：癒る
あっ、おきくちゃん
表参道を選ばせ、山道を歩く、初いなりの厳かなシーンに出くわし、本殿での参拝のタイミングで厳かＢＧＭ、なんだかいけそうな気がする～と詠わせておいて凶のおみくじ、でも一番今叶えたいとこだけは、ピンポイントに朗報をぶち込む・・・ある意味強運
ワタシはこの神社の神の手のひらの上でゴロンごろんさせられたのでありました。
【おまけ】
あっ、おきくちゃんが分からない方はコチラ
神のいたずらだと信じて疑わなかったタイでの衝撃の出来事は→コチラ
アメリカで遭遇。神よりも強いと信じられていた者の地位が一気に落ちるという、にわかには信じられないお話は→コチラ
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