体育祭の後、骨折寸前で踏みとどまってくれたムスコのガル男のくるぶし右支店。(なんや、そのハナシという方はコチラとコチラから)
濡らしてはいけないと、お風呂に椅子を持ち込み、バスタブにふたをして足を投げ出し、あの手この手で頑張っていたある日、ガル男の部屋から「くぅぅぅ~Soooo Vinegary!!」という声が聞こえて来たのである。
かけよると、シーネで固定された足のところに鼻をくっつけて悶絶中。よかったらオカンもShall we smell?とお誘いを受けたので、お受けすると、あきらもびっくりビネガー100%。
すぃ~
熟成し続けること数日後、病院で念のためにMRIをとることに。結果は問題なかったのだが、その後、先生が一度触診するからと、足を出すようにガル男に促した。ビネガー風味の足を遠慮がちに出すガル男。
シーネを外し、触診しながら先生、「そうそう、おかぁさん、これ、シーネ外してシャワーしてくれてエエからね」と
今いう?
立ちこめる手間と熟練の技を生かした本格的な酢の香りをかいで、先生、気づいたのだろう。
先週、お初シーネの時に言うといてんか
と、先生に軽くジャブを入れさせていただき、その晩は、そこにう〇こちゃんでもついたんか、くらいの勢いでゴシゴシ洗って、ビネガーを飛ばしていたガル男。
こうして月日は流れ、約2週間で酢造りも終えた右支店からシーネが外れ、「松葉杖」という単語を覚えきる前に歩行の許可がおりたのである。
ガル男の部屋には、2本の包帯が大事にしまってある。そこには、
クラスのみんなが早く治るようにと名前を書いてくれているのだ。
ガル男、新しい学校
いい感じだな。
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