中国コピー報道!得した者は…
ニュースでご存知の方も多いと思うが、中国北京市の国営遊園地「石景山遊楽園」がディズニーキャラクターや日本のアニメキャラクターの無断使用で世界中から非難を浴びている。
そもそも、こういった著作権侵害という行為は、水面下でコソコソやるものだ。人に隠れてひっそりと、周りの目を気にしながら、申し訳なさそうにやるなら可愛げがある。それが、一国の「国営」を称する施設で堂々と、しかも施設の管理者自ら「これは童話から作ったオリジナルだ!」と言い切るところがいかにも今の中国らしい…(笑)。
その後、世界中の反応を重く見た中国当局は、急遽問題のキャラクターや看板などを撤去し、一応は世界の常識に合わせた格好だが、実際の市民感覚はというと、北京市民に実施したアンケート結果にあらわれている。
以下、Yahoo!ニュースより抜粋。
Q1.「石景山遊楽園がディズニーキャラクターを使って旅行客を呼ぼうとする行為は過ちだと思うか?」
A1.「知的所有権の侵害であり、中国の国家イメージを損なう」
…65.11%
「過ちではない。単にディズニーが作り出したキャラクターを使っただけ」
…23.19%
「過ちではあるが、たいした問題ではなく海外メディアが騒ぎすぎ」
…8.24%
Q2.「石景山遊楽園のディズニーキャラクター模倣事件の原因は何だと考えるか?」
A2.「企業の知的所有権遵守の意識が弱い」
…49.79%
「政府の知的所有権保護の取り組みが不十分」
…25.42%
「外国人は知的所有権を建前に、中国に圧力をかけている」
…22.58%
この数字を見ると、60%を超す人は「なるほど」という解答をしているが、それ以外の20~30%の人の解答が興味深い。上海と並ぶ大都市北京での調査であるから、実際に中国全土でアンケートを実施するとこの数字はもっと多くって、おおよそ中国人民の感覚というと、「何を騒いでいるんだ。真似したって誰にも迷惑がかからないんだから」てな感じだろうと推測できる。
先日の「上海モーターショー」でも、日本車そっくりの made in China の車が話題になったが、国全体の著作権侵害に対する意識が希薄であると言わざるを得ない。
現在の中国はというと、「世界の工場」への道をつき進んでいく過程にある。日本人が普段使っている日常品や衣類、野菜や魚介類にしてもやたら目につくのが「中国製」という表記である。世界中に名が通った「ブランド」を持つ企業は、さらに売上をあげるべく、「ライセンス契約」で中国企業に「ブランド」名を売りさばき、安くてある程度品質の良い物が大量につくられている。
中国側の立場で見てみると、「著作権」なんか考えてるヒマはない!ってのが本音であろう…(笑)。
実は、日本が今日の発展を成し遂げてきた背景にも、「欧米に学べ」という意識があったからにほかならない。前回に書いた「自動車」にしても、我々から見ると、老舗の欧米自動車メーカーの車と似たり寄ったりの車種が何種類もあった(笑)。
実際に現在でも、「ルイ・ヴィトン」や「ロレックス」のコピー商品が最も流通している国はなんと日本だといわれている。製造元の大半は中国であるが、違法とわかった上で、多くの日本人が現実にコピー商品を大量に売買している…。
中国を「真似ばっかりして、ひどい国だなー。」と非難できる立場でないわけだ。
本来、人間っていうのは、自分より優れた者、先を進んでいる者の真似をする傾向がある。ファッション雑誌を見て、モデルや芸能人が着ているのと同じ洋服を欲しがったり、あるサッカー選手が、特徴ある髪型でプレーしたりすると、瞬時に同じ髪型が流行ったりする。
そして、普通の女の子がそのモデルみたいに着こなしたいがためにダイエットしてきれいになったり、大好きなサッカー選手のプレーをマネることで、サッカー技術がアップすることが少なくない。
「習うよりマネろ!」という言葉があるように、目標とするレベルに達するには、そのモノのマネをすることが一番手っ取り早い方法であるということは間違いないようだ…。
さて、冒頭で書いた「ディズニーキャラクター」。
正式に米政府やディズニー社から中国政府当局にクレームが入ったらしいが、こちらは予想より強い抗議ではなかったらしい…。
実は、近い将来、「上海ディズニーランド」の建設がほぼ決まっているらしい…。
そんな中での今回の「中国、ディズニーキャラクターを完全コピー!」報道である。
もちろん、世界中で報道され、中国人民も「ディズニーキャラクター」の存在を知ることとなったわけである。その宣言広告効果たるや広告費に置き換えると莫大な金額になる…(笑)。
何をか言わんや、本当に力のある者は、したたかである(笑)…。
PS:本日の画像のお題
「これぞ、究極のコピー商品!」
そもそも、こういった著作権侵害という行為は、水面下でコソコソやるものだ。人に隠れてひっそりと、周りの目を気にしながら、申し訳なさそうにやるなら可愛げがある。それが、一国の「国営」を称する施設で堂々と、しかも施設の管理者自ら「これは童話から作ったオリジナルだ!」と言い切るところがいかにも今の中国らしい…(笑)。
その後、世界中の反応を重く見た中国当局は、急遽問題のキャラクターや看板などを撤去し、一応は世界の常識に合わせた格好だが、実際の市民感覚はというと、北京市民に実施したアンケート結果にあらわれている。
以下、Yahoo!ニュースより抜粋。
Q1.「石景山遊楽園がディズニーキャラクターを使って旅行客を呼ぼうとする行為は過ちだと思うか?」
A1.「知的所有権の侵害であり、中国の国家イメージを損なう」
…65.11%
「過ちではない。単にディズニーが作り出したキャラクターを使っただけ」
…23.19%
「過ちではあるが、たいした問題ではなく海外メディアが騒ぎすぎ」
…8.24%
Q2.「石景山遊楽園のディズニーキャラクター模倣事件の原因は何だと考えるか?」
A2.「企業の知的所有権遵守の意識が弱い」
…49.79%
「政府の知的所有権保護の取り組みが不十分」
…25.42%
「外国人は知的所有権を建前に、中国に圧力をかけている」
…22.58%
この数字を見ると、60%を超す人は「なるほど」という解答をしているが、それ以外の20~30%の人の解答が興味深い。上海と並ぶ大都市北京での調査であるから、実際に中国全土でアンケートを実施するとこの数字はもっと多くって、おおよそ中国人民の感覚というと、「何を騒いでいるんだ。真似したって誰にも迷惑がかからないんだから」てな感じだろうと推測できる。
先日の「上海モーターショー」でも、日本車そっくりの made in China の車が話題になったが、国全体の著作権侵害に対する意識が希薄であると言わざるを得ない。
現在の中国はというと、「世界の工場」への道をつき進んでいく過程にある。日本人が普段使っている日常品や衣類、野菜や魚介類にしてもやたら目につくのが「中国製」という表記である。世界中に名が通った「ブランド」を持つ企業は、さらに売上をあげるべく、「ライセンス契約」で中国企業に「ブランド」名を売りさばき、安くてある程度品質の良い物が大量につくられている。
中国側の立場で見てみると、「著作権」なんか考えてるヒマはない!ってのが本音であろう…(笑)。
実は、日本が今日の発展を成し遂げてきた背景にも、「欧米に学べ」という意識があったからにほかならない。前回に書いた「自動車」にしても、我々から見ると、老舗の欧米自動車メーカーの車と似たり寄ったりの車種が何種類もあった(笑)。
実際に現在でも、「ルイ・ヴィトン」や「ロレックス」のコピー商品が最も流通している国はなんと日本だといわれている。製造元の大半は中国であるが、違法とわかった上で、多くの日本人が現実にコピー商品を大量に売買している…。
中国を「真似ばっかりして、ひどい国だなー。」と非難できる立場でないわけだ。
本来、人間っていうのは、自分より優れた者、先を進んでいる者の真似をする傾向がある。ファッション雑誌を見て、モデルや芸能人が着ているのと同じ洋服を欲しがったり、あるサッカー選手が、特徴ある髪型でプレーしたりすると、瞬時に同じ髪型が流行ったりする。
そして、普通の女の子がそのモデルみたいに着こなしたいがためにダイエットしてきれいになったり、大好きなサッカー選手のプレーをマネることで、サッカー技術がアップすることが少なくない。
「習うよりマネろ!」という言葉があるように、目標とするレベルに達するには、そのモノのマネをすることが一番手っ取り早い方法であるということは間違いないようだ…。
さて、冒頭で書いた「ディズニーキャラクター」。
正式に米政府やディズニー社から中国政府当局にクレームが入ったらしいが、こちらは予想より強い抗議ではなかったらしい…。
実は、近い将来、「上海ディズニーランド」の建設がほぼ決まっているらしい…。
そんな中での今回の「中国、ディズニーキャラクターを完全コピー!」報道である。
もちろん、世界中で報道され、中国人民も「ディズニーキャラクター」の存在を知ることとなったわけである。その宣言広告効果たるや広告費に置き換えると莫大な金額になる…(笑)。
何をか言わんや、本当に力のある者は、したたかである(笑)…。
PS:本日の画像のお題
「これぞ、究極のコピー商品!」
