手塚治虫は偉い!
世界中で日本の「漫画」が大ブームである。
NYのみならず、パリなんかでも日本アニメのイベントが開かれていて、年々大盛況になっているという。
かつての日本というと、「電化製品」のイメージが強かったが、最近では韓国や中国のメーカーにとって変わられ、今後、日本が世界に誇れる産業としては、「漫画」から波及したゲームやアニメが主流になるだろうと推測している経済学者も多い。
さて、その「漫画」であるが、かつては「虚画・狂画」などとも呼ばれ、ご年配の石頭層には、「漫画家」を「漫画描き」といった見下した呼び方をしている人も多い。
しかしながら、明日の日本を背負うであろう若者たちには、この「漫画家」という職業をある種「あこがれ」の仕事と感じている者がかなりいて、政治家や会社経営者よりも「かっこいい」仕事としてとらえているようだ。
実際、アラレちゃんでお馴染みの「Dr.スランプ」や「ドラゴンボール」の著者、鳥山明氏や、「まじかるタルるートくん 」などの著者、江川達也氏など、売れっ子の一部作家は、日本のみならず世界的にも、偉大なクリエイターとして高く評価されている。
その日本のアニメであるが、確かに面白い。特徴ある描画技法もさることながら、やはり、そのストーリーのおもしろさが全面にあって、アメリカの正義の味方が悪者をやっつける、通り一辺倒の作品とは明らかに一線を隔している。
人気のある作品に共通することは、単なる「マンガオタク」が描ける内容ではなく、社会を風刺し、歴史、政治、経済から芸能、ファッションまで幅広く精通してなければ描けない世界観が根底にあるということだ。
そういった作品をバイブルとし、「このマンガで僕は育った」と言い切る若者も多いはず…。
さて、その世界的に優れた日本のマンガを語る上で、この人なくしても語れない人物がいる。
いわずと知れた、故「手塚治虫」。その人である。
私、宇宙人セグの記憶が確かならば、彼は大阪大学医学部卒の医学博士である。輝ける将来を約束された「医学」への道にそっぽを向き、当時は、正直低俗な風刺もののイメージが強かった「漫画」を選択した人物だ。
あまりマンガに興味のない人は、まず「鉄腕アトム」とか、「ブラックジャック」など、TVでアニメ化された作品しかご存知ないだろうが、その全作品を一度読んでみると良い。
彼の作品が放つインパクトたるや、そこいらの「映画」や「小説」では足元にも及ばない。
彼がライフワークとして位置づけた「火の鳥」が描く「世界観」「歴史観」「宇宙観」「宗教観」などは、読む人の「人生観さえ変えられた」という人がなんと多いことか。
それ以外にも、一人の医師が「モンモウ病」という、顔が犬のように変形してしまう病気になりながらも、医師会という組織に敢然と立ち向かう姿と、そんな主人公を真実の愛で支える女性たちを描いた「きりひと賛歌」。
太平洋戦争時、神戸に住まう二つのユダヤ人家族のユダヤゆえの波乱万丈な人生を描いた「アドルフに告ぐ」。
また、数多くの短編漫画には、真の人間の姿を描きながら「『人はどうあるべきか』を考えなさい。」という彼の読者に送るメッセージが作品全部に込められている。
もはや、これらは「漫画」という範疇(はんちゅう)を超えて、ひとつの優れたメッセージ作品として、後世に残すべきものである。
持って生まれた手先の器用さと、その繊細さから、良いモノを世界中に提供し、世界に冠たる地位を築いてきた日本人。
かつては自分にしか作れなかったモノでも、時間をかければ、隣人たちも同じモノを作れるようになるのだよ…(笑)。
ではこの先、未来の世界に向けて、資源が乏しいこの国から何が世界に向けて提供できるかを考える時期が来ている…。
第二、第三の手塚治虫は現われるだろうか…。
PS:本日の画像のお題
「ブラックジャックは何思う…。」
書き忘れたが、朝日TV系のキャンペーン「ガラスの地球を救え」も元は、手塚氏の著書である。
小学校高学年ぐらいの子どもがいらっしゃる方は、非常に読みやすく書かれているので、一度お子さんと一緒に読まれると良いと思う。
間違いなく学校の授業より大事な事を学べます(笑)。
NYのみならず、パリなんかでも日本アニメのイベントが開かれていて、年々大盛況になっているという。
かつての日本というと、「電化製品」のイメージが強かったが、最近では韓国や中国のメーカーにとって変わられ、今後、日本が世界に誇れる産業としては、「漫画」から波及したゲームやアニメが主流になるだろうと推測している経済学者も多い。
さて、その「漫画」であるが、かつては「虚画・狂画」などとも呼ばれ、ご年配の石頭層には、「漫画家」を「漫画描き」といった見下した呼び方をしている人も多い。
しかしながら、明日の日本を背負うであろう若者たちには、この「漫画家」という職業をある種「あこがれ」の仕事と感じている者がかなりいて、政治家や会社経営者よりも「かっこいい」仕事としてとらえているようだ。
実際、アラレちゃんでお馴染みの「Dr.スランプ」や「ドラゴンボール」の著者、鳥山明氏や、「まじかるタルるートくん 」などの著者、江川達也氏など、売れっ子の一部作家は、日本のみならず世界的にも、偉大なクリエイターとして高く評価されている。
その日本のアニメであるが、確かに面白い。特徴ある描画技法もさることながら、やはり、そのストーリーのおもしろさが全面にあって、アメリカの正義の味方が悪者をやっつける、通り一辺倒の作品とは明らかに一線を隔している。
人気のある作品に共通することは、単なる「マンガオタク」が描ける内容ではなく、社会を風刺し、歴史、政治、経済から芸能、ファッションまで幅広く精通してなければ描けない世界観が根底にあるということだ。
そういった作品をバイブルとし、「このマンガで僕は育った」と言い切る若者も多いはず…。
さて、その世界的に優れた日本のマンガを語る上で、この人なくしても語れない人物がいる。
いわずと知れた、故「手塚治虫」。その人である。
私、宇宙人セグの記憶が確かならば、彼は大阪大学医学部卒の医学博士である。輝ける将来を約束された「医学」への道にそっぽを向き、当時は、正直低俗な風刺もののイメージが強かった「漫画」を選択した人物だ。
あまりマンガに興味のない人は、まず「鉄腕アトム」とか、「ブラックジャック」など、TVでアニメ化された作品しかご存知ないだろうが、その全作品を一度読んでみると良い。
彼の作品が放つインパクトたるや、そこいらの「映画」や「小説」では足元にも及ばない。
彼がライフワークとして位置づけた「火の鳥」が描く「世界観」「歴史観」「宇宙観」「宗教観」などは、読む人の「人生観さえ変えられた」という人がなんと多いことか。
それ以外にも、一人の医師が「モンモウ病」という、顔が犬のように変形してしまう病気になりながらも、医師会という組織に敢然と立ち向かう姿と、そんな主人公を真実の愛で支える女性たちを描いた「きりひと賛歌」。
太平洋戦争時、神戸に住まう二つのユダヤ人家族のユダヤゆえの波乱万丈な人生を描いた「アドルフに告ぐ」。
また、数多くの短編漫画には、真の人間の姿を描きながら「『人はどうあるべきか』を考えなさい。」という彼の読者に送るメッセージが作品全部に込められている。
もはや、これらは「漫画」という範疇(はんちゅう)を超えて、ひとつの優れたメッセージ作品として、後世に残すべきものである。
持って生まれた手先の器用さと、その繊細さから、良いモノを世界中に提供し、世界に冠たる地位を築いてきた日本人。
かつては自分にしか作れなかったモノでも、時間をかければ、隣人たちも同じモノを作れるようになるのだよ…(笑)。
ではこの先、未来の世界に向けて、資源が乏しいこの国から何が世界に向けて提供できるかを考える時期が来ている…。
第二、第三の手塚治虫は現われるだろうか…。
PS:本日の画像のお題
「ブラックジャックは何思う…。」
書き忘れたが、朝日TV系のキャンペーン「ガラスの地球を救え」も元は、手塚氏の著書である。
小学校高学年ぐらいの子どもがいらっしゃる方は、非常に読みやすく書かれているので、一度お子さんと一緒に読まれると良いと思う。
間違いなく学校の授業より大事な事を学べます(笑)。
