セグメントゲームズ β -50ページ目

今日のテレビゲーム情報 2012/07/03


●= PS3で“PS2アーカイブス”配信決定 第1弾は『SIREN』、『BIOHAZARD CODE: Veronica 完全版』など5タイトル =●
SCEJニュースリリース = 「PlayStation®2アーカイブス」を7月25日(水)より取り扱い開始

旧型の初期以外では、PS2のゲームソフトを遊べないPS3。そこに「PlayStation2 アーカイブス」として、PS2の作品を配信することが決定しました。
その第1弾としてまずは、以下のタイトルを7月25日(水)に配信開始予定です。
※価格は全て税込です。

『バイオハザード コード:ベロニカ 完全版』 = 1,200円
『決戦』 = 1,500円
『真魂斗羅』 = 1,200円
『ドラゴンフォース』 = 800円
『SIREN』 = 1,200円

このPS2アーカイブスは今後、月1回程度のペースで提供予定だそうです。
現状、判明している今後の配信予定タイトルは、以下の通りです。

『DOA2 HARD・CORE』 = 1,500円
『キャッスルヴァニア』 = 1,200円
『ダイナマイト刑事』 = 800円
『ガンスターヒーローズ ~トレジャーボックス~』 = 800円
『ダーククラウド』 = 1,200円


さて。PS2の互換性がないPS3で、散々言われていたPS2ソフトのお話。本体の発売6年目にしてようやく成就したわけですが…どうでしょうね?
どうせ大方の人が「持っているPS2ソフトを遊ばせてよ」とか言いそうですが。それはコストや動作の関係で難しかったそうですし、今さらそこに精力を注ぐのかよ…というのがSCE側の本音でしょうね。それなら、ちゃんと動くPS2タイトルをダウンロードタイトルとして配信するのが、ベストだということになったんでしょう。

問題は、月1回に5本前後のペースで、はたしてどれくらいタイトルが揃うか?ですね。このペースでは、そこまでドッサリ…というわけにはいかなそうですが、有名どころは抑えてくれるでしょう。きっと。
ま、欲しい作品が出たら買う。出ないなら買わない。それで良いと思います。現在展開しているPS1のソフトとともに、古き良き作品をより充実させていって欲しいです。




●= ファミリーマートで“ミクまん”の発売が決定!? “ファミリーマート×初音ミク”コラボをチェック! =●
「ファミリーマート×初音ミク コラボレーションプロジェクト」公式サイト

「パックまん」だったり「スライム肉まん」だったり、色々な中華まんが出てきましたが、今回は初音ミクが中華まんになっちゃいます。

”肉まん”ならぬ”ミクまん”だそうで。
せっかくなので全キャラクター作って、それぞれ味が違うとかしてくれれば喜ばれそうですけどね。初音ミク=ネギたっぷり肉まん。鏡音レン=バナナ味のデザートまん、とか。そこまでは無理か…(苦笑)

発売日、価格ともに未定です。今後の情報は公式サイトで!

関連記事:
変わったお菓子でも食べてみよう vol.61「パックまん」(2010/01/14)
変わったお菓子でも食べてみよう vol.103「スライム肉まん」(2011/11/29)





↓↓↓


●= Wii UでDSソフトの互換性を持たせることは可能か? =●

2画面あるので、できるんじゃないの?という安直な発想ではありますが…まあ、やろうと思えばできるのかもしれません。ただ、やる価値はあまりないように思いますね。
据え置き型ゲーム機を携帯ゲーム機で遊べるようになるのは価値を感じますが、携帯ゲーム機を据え置き型ゲーム機で遊ぶのは、色々と問題があります。DSだと、解像度や2画面ぶち抜きの演出などゲーム的な問題も色々出てきますし、据え置き型ゲーム機が弱い日本市場のことを考えると、リスクが高い話。DSの互換性がある3DSにも影響が出ます。

今日紹介したPS2ソフトの配信にも絡む話ですが、「できるならやってくれ」とか、そんな安直な話ではありません。
会社からすれば、儲からなければ会社が死ぬわけで。死ねば結局、ゲームを作ることすらできなくなるわけで。だから私は常々「儲けることも、面白いゲームを作るのに必要である」と言うのです。
ま、全てのユーザーにそれを理解してほしいなんて、不可能なので望んでいませんが、ようはバランスが大事ってことです。

3DS『カルドセプト』 ファーストインプレッション



カルドセプト
対応ゲーム機 ―→ ニンテンドー3DS
発売日 ―→ 2012/06/28
希望小売価格 ―→ 4,800円(税込)
ジャンル ―→ カードゲーム+ボードゲーム
プレイ人数 ―→ 1~4人
└→ ローカル通信(目の前の人との通信) ―→ 2~4人
└→ ダウンロード通信(目の前の人と1本のソフトで通信) ―→ 2人
└→ インターネット通信 ―→ 2~4人
CERO ―→ B(12才以上対象)



■====== 簡単なご紹介 ======■



大宮ソフトが開発してきた『カルドセプト』シリーズの最新作です。
『いただきストリート』のようなルールに、クリーチャー(モンスター)などのカードをデッキとして用意して使用するという概念が加わり、奥深い戦略が楽しめます。

今作では、目の前の人とのローカル通信での対戦はもちろん、ソフト1本で楽しめるダウンロード通信での協力プレイ。インターネットに接続しての対戦プレイも楽しめます。


ひとまず、ざっくりとした流れを説明しますね。

まず、各プレイヤーは50枚のカードで”デッキ”を作っておきます。
もちろん組み合わせは自由自在ですが、能力が強いほど、使用する時に必要な魔力も大きいです。(場合によっては、特定のカードを捨てる必要も)

このボードゲームはターン制で行われます。
自分の出番が来たら、カードを1枚引きます。ダイスを振って出た目だけ進んだり、マップで使えるカードを使ったりします。止まった先のマスに誰もいなければ、クリーチャーのカードを使って配置することで、総魔力が上がります。
マスには、火・水・風といった”属性”があり、例えば火属性のマスに火のクリーチャーを配置すれば、クリーチャーがパワーアップします。
また、自分のクリーチャーのいるマスを通り過ぎた後、そのマスを選択してレベルアップしたりクリーチャーの交換や隣への移動、はたまたそのマスの属性を変更するとかもできます。ただし、できるのは1ターンにつき1回のみ。

誰かが、自分のクリーチャーがいるマスに止まると、通行料として魔力を奪えます。ただし、相手はクリーチャーを使用して戦いを挑むこともあります。倒されてしまうとマスを奪われてしまうので、カードを使うなどして守りましょう。
逆に、自分が相手のクリーチャーがいるマスに止まった時は、有効なクリーチャーなどで戦いを挑むことができます。

また、マップ上のチェックポイントを通るたびに魔力をゲット。全てのチェックポイントを通った後にスタート地点に戻ってくると、周回ボーナスとして魔力を大量にゲットします。
ちなみに、チェックポイントやスタート地点にピッタリ止まると、レベルアップやクリーチャーの移動などを、好きな自分のマスに行えます。


とまあ、こんな感じのことを繰り返して、最終的には、目標となる総魔力を超えた状態でスタート地点に戻ってきた人が勝利となります。
他にも、『いただきストリート』でいうところの株にあたる「護符」という概念もありますし、マスも普通のマスばかりではありません。まあ、全部説明するとワケ分からなくなるので、とりあえずは上のルールさえ分かればいいと思います(笑)

対戦終了後は、順位などに応じてカードを複数枚ゲット。新しい戦力をデッキに組み込んで、さらなる強敵と戦っていきましょう。



■====== partygameの評価 ======■

=良い  =まあまあ or ちょっと気になる  ×=悪い

◆=== 参考データ ===◆
 購入価格 ―→ 3,884円(新品)
 プレイ時間 ―→ 約10時間
 プレイ内容 ―→ ストーリーモードで6ステージ目くらい & インターネット通信をプレイ
 過去作品のプレイ経験 ―→ なし


◆=== グラフィック・サウンドについて ===◆

○ ―→ 親しみやすいグラフィックです。
シリーズ未経験なので具体的には分かりませんが、これまでのシリーズよりは万人受けしそうだと思いました。カードのデザインはおそらく従来どおりだと思いますが、そこまで変わっちゃうとね…。一応、カードのデザインは様々なクリエーターがイラストを手がけているそうですし。その魅力を残しつつも、ゲームの全体を彩るデザインは親しみやすく出来ていると思います。

○ ―→ サウンドは、目立っていないようで実はいい曲が多いです。
それぞれのマップの雰囲気にあった曲が、戦いを盛り上げてくれます。魔力が目標の半分以上になると曲が変わるという演出もいいですね。できれば、目標を上回った時も変わって欲しかったですが。

△ ―→ ダイスの演出で、気になること。
ダイスを止めて出目が決まると、すぐに移動開始して、移動するとダイスの目が減るようになっているんですね。別に過剰な演出も入りません。これだと、いくつが出たのか?が判断できないです。
とある状況で「6が出て欲しくない…」なんて思っている時、ひとまず何が出たかハッキリしたいと思うのがボードゲームの楽しみ方だと思うのですが、それがハッキリ分からずに勝手に進んで、止まってから初めて出目が分かった…というのは、なんだか置いてけぼりを食らっているような気がして、モヤモヤしました。
少しでもテンポ良くしたいのは分かりますが、ボードゲームとしての醍醐味を失わないようにはして欲しかったです。


◆=== ゲームのルールや操作について ===◆

○ ―→ 非常に高い戦略性です。
レベルの高いマスで総魔力を稼ぐのが基本スタイルですが、作るのはわりと苦労しないと思います。どちらかというと、守ることのほうが大変です。予期しないことでコロリとクリーチャーが倒されれば、レベルの高いマスもパーになっちゃいますので。
『いただきストリート』の場合は、マスを獲得さえすれば、後はよっぽどのことがない限り奪われることがありませんが、今作はそれが色々な方法で可能です。強いクリーチャーで攻めたり、マップで使えるカードでダメージを与えて倒したり。ゆえに、マスを成長させる戦略だけでなく、マスを守る戦略も大事になってきます。

○ ―→ 親切なチュートリアルが、ありがたいです。
1つずつ確実に教えてくれる…とはいえ、敷居はそんなに低くはなく、誰でも理解できたり楽しめるとは限りません。しかし少なくとも、今作はその導入部分を丁寧に作ってあるので、理解しやすくなっているとは思います。
カードの説明も細かく、特殊な言葉についても毎回説明が書かれています。それでも一部、使ってみないとよく分からない表記はありますが、そういう場合はまあ、使ってみましょう(笑)

○ ―→ 操作は、特に難なしといったところです。
主に上画面を操作し、下画面はカードなどの説明に特化しているという感じです。
最初は、下画面でのタッチ操作を主流にしたほうが良かったのでは…と思うことがあったのですが、そもそもそんなに複雑な操作を求められるものではないですし、全体的な操作を見返してみると、タッチ操作にしても利便性がそんなに変わらないかな?と思いました。
基本的には、スライドパッド(十字ボタン)とA・Bボタンだけでプレイできるので、操作については不安を感じる必要はないと思います。

△ ―→ とにかく、1回のプレイに時間がかかります。
まあ、ボードゲームですから…とはいえ、ついこの前プレイしたフレンド通信でも、短いマップ+2人対戦で45分でしたからね。ストーリーモードだと、3人対戦でだいたい同じくらい時間がかかります。人間同士の4人対戦となれば…それこそ、1時間半とかかかりそうですね。

フレンド通信とかは最悪、ルールを操作すればどうとでもできますが、ストーリーモードやインターネットでのフリー対戦はそういかないので。それなりに時間を作ってから遊んでいただくことになりそうです。
ストーリーモードは中断できるみたいなので、そんなに心配することもないですが、中断しちゃったら忘れちゃいますもんね…。できれば一気にプレイしてしまいたいです。

△ ―→ イヤなマスに止まりやすいんでしょうか?
気のせいかもしれませんが、レベルの高いマスに、妙に止まりやすい気がするのです。自分も相手も。ダイスは、それこそ1~8くらいまで出るのに、1マスの高レベルマスに、わりとピタリ止まっちゃうことが多いような印象でした。
おかげ様で、ストーリーモードの進みが悪く、ある場面では4回ほどやり直すハメに…(苦笑)


◆=== 通信プレイについて ===◆

○ ―→ 機能は充分だと思います。
フリー対戦は3タイプのバランスから選択して、楽しむことができます。比較的短めに楽しむことも、じっくり楽しむこともできます。それでも最低30分以上はかかると見込んだほうがいいですが。
ローカル対戦やフレンド対戦であれば、ルールを細かく設定したり、ボイスチャットもできたりします。もちろんOFFにもできます。ボイスチャットが無くても、色々な表情や記号が用意されたチャットくらいはできますよ。

× ―→ ダウンロード通信について。
実は、未だに利用できないんですよね。ダウンロード通信が。
今作のダウンロード通信では、ソフトを持っていない友達と2人での協力プレイが楽しめます。それで、持っていない人に今作の魅力を味わっていただくのが目的…だったハズなんですが、それが最初からは利用できないというのが、個人的に引っかかりました。
制限する必要があったのでしょうか?極論ですが「ある程度進めないと、広めていただく資格はありません」って言われているようで、気分のいいものではありません。



■====== 得点とまとめ ======■ … 82点(100点満点)

ボードゲームとカードゲーム。それぞれが持つ根本的な戦略性が合わさり、より複雑で奥深い戦略性を楽しめる作品になっています。これは、どちらか単独では絶対に生まれなかった奥深さでしょうね。
バランスとしては、従来のカードゲームよりも若干運要素が高く、従来のボードゲームよりは断然、実力が表れてくるバランスだと思います。充実感も高く、これで4,800円って…たいしたものだと思います。あとは、本当にバランスが取れているのかが重要ですけどね。

ただ、チュートリアルが丁寧とはいえ、奥深いぶん敷居も高め。頭を使うゲームが好きな人でないと、長続きしないように思います。気に入りさえすれば、1人でもじっくり楽しめますし、通信プレイができる環境であればさらに楽しめます。
私はどちらかというと、頭を使うゲームは苦手なほうですが…まあ、楽しめているので。頑張って続けてみます。フレンド通信でも、是非よろしくお願いします。

ストーリーモードをクリアしたあたりで、セカンドインプレッションを書く予定です。

万人向け ← ○○○○○●○○○○ → 熟練者向け
手軽に ← ○○○○○○○○●○ → じっくり
思考タイプ ← ●○○○○○○○○○ → 感覚タイプ
 爽快感重視 ← ○○○○○○○○○● → 達成感重視 

この日に発売された昔のゲームソフト ~7月3日~




●= DS『ナナシ ノ ゲエム』 =●


2008年の今日、発売されました。

スクウェア・エニックスが初めて手がけた、ホラーアドベンチャーゲームです。
プレイすると1週間以内に死ぬと言われている、呪いのゲーム。友の死をきっかけに、次々と降りかかる恐怖を乗り越えながら、その謎を解明していきます。
DS本体を縦に持ってプレイし、物語を一定以上進めるたびに、ファミコンテイストのRPGのデータが送られてきます。現実世界の物語と、呪いのゲームの物語。それぞれを交互に進めていきながら、真相に近づいていきます。


DSでは2作品発売されたこのシリーズ。興味はあったんですが、ビビリ耐性ゼロの私にはとても進められそうになかったので、やってません(笑)
3DSでは、発売しないのでしょうか?縦持ちにすると立体視が使えないという弱点がありますが、別に気にすることないと思いますけどね。どうしても立体視を使いたいなら、縦持ちにこだわるのをやめるとか。どうとでも出来るように思うので、是非発売してみて欲しいですね。この時期とかに。


最近取り上げたゲームソフト:
前回~7月2日 = PSP『初音ミク-Project DIVA-』(2009年)
前々回~6月30日 = PS1『アークザラッド』(1995年)
前々前回~6月29日 = PS1&ドリームキャスト&ゲームボーイカラー『ミスタードリラー』(2000年)

3DS『引ク押ス』のオリジナル問題を公開してみました その5

新たに、3DS『引ク押ス』で作成した問題を公開します。
「ヒクオスをつくる」モードで、空いたマスにカーソルを合わせて「QRコードを読む」を選択し、QRコードを読み取ることでオリジナル問題をダウンロードできます。


むずかしさ:☆☆


むずかしさ:☆☆

だいたい、1ヶ月~1ヵ月半に1回のペースになってますね。
作ってる問題もそんなにストックがないので…ま、これくらいでご勘弁ください。
むしろ、これで引ク押スを思い出してくれれば幸いです。

なお、現在「ニンテンドーeショップ 1周年記念感謝祭」として、引ク押スが7月5日(木)まで、560円で購入できます。(通常は700円)
ニンテンドーeショップでセールなんて、滅多にないと思いますので…この機会に是非どうぞ!


前回(2012/05/19)に公開したオリジナル問題は、こちらから

この日に発売された昔のゲームソフト ~7月2日~




●= PSP『初音ミク-Project DIVA-』 =●


2009年の今日、発売されました。

ボーカロイドの”初音ミク”とその仲間たちが登場する、リズムゲームです。
背景で歌う初音ミクたちを眺めながら、四方八方から飛んでくるボタンのアイコンをタイミング良く押していきます。プレイして手に入れたアイテムはミクの部屋に飾ることができました。また、既存の楽曲やメモリーカードに入ったMP3の音楽データを使って、オリジナルのリズムゲームを作ることもできました。
これらの仕組みは、現在もなおシリーズ作品の特徴として活かされ続けています。
※ボーカロイドとは? … 「ボーカル・アンドロイド」の略。音声を合成することで、歌声を自由に組み立てることができるものです。


私は『初音ミク-Project DIVA- 2nd』で遊ばせてもらいました。
楽曲とか全然分からなかったですが、リズムゲームとしての完成度は高いと思っています。オリジナルのリズムゲームが作れるのもポイント高いですよね。
ただし、どんな音楽データも使用できるので、著作的な意味でインターネットでの共有とかは難しいでしょう。今後も。

しかし、思えば初代が発売されて3年しか経っていないんですね。もっと経っているように感じましたが、そう感じるほど人気の広がりが早かったということでしょうかね。
ま、今度はPS Vitaでも発売されるようですし、初音ミクワールドを、より高いクオリティで楽しんでいただけることでしょう。初音ミクの人気は、いつまで続くのでしょうか?


最近取り上げたゲームソフト:
前回~6月30日 = PS1『アークザラッド』(1995年)
前々回~6月29日 = PS1&ドリームキャスト&ゲームボーイカラー『ミスタードリラー』(2000年)
前々前回~6月28日 = ファミコン『エレベーターアクション』(1985年)