八日目の蝉
井上真央さん 主演
でも、永作博美さんとの Ｗ主演といっても 良いと思います。
原作は ずいぶん前に読んで
映画を見たいと思っていた作品です。
原作の細かい部分などは もう忘れてしまっているので
原作と比べて・・・とかは まったくなく
純粋に 映画作品として 見ました。
過去の永作さん演じる 希和子と薫の逃亡
現在の井上さん演じる 恵理菜
二つの時代が 交差しながら 物語がすすむ。
だけど それが うまく交差しているので
どっちがどっちとわからなくなることもないし
スムーズでよかったです。
母をテーマにした物語で
とても難しいとおもいます
誰がいいわけでも 誰が悪いわけでもないような
たしかに 誘拐犯である希和子は 犯罪者ではあるけれども
あれほどの愛情をもって 薫を育てた。
もし・・・は 言ってはいけないだろうけど
あのまま 誘拐されなかったとしても
あの実母は どこまで愛情をもって育てたか
心配な性格をしている。
結局 みなが 不幸になったような気がする
希和子の逮捕に思えました。
最期まで 恵理菜と希和子は 再会しないまま おわり
それがよかったんだろう・・・と おもえました。
ただ、希和子の思いは 思い出したのか 伝わったのか
きっと 今後の絵理菜に なにかしら 良い影響をあたえたのだろう
母とは・・・と
ひさしぶりに 原作も読み返してみたいなとおもったし
ドラマ版も見てみたいな・・・