一昨日と昨日、親しくさせていただいていた方の葬儀に参列して参りました。
お通夜では悲しみに暮れ、周りを見る余裕などなかったのですが、
告別式では、比較的冷静に色々感じ取ることができました。
その中でも「葬儀会社」のご案内係の方の接遇マナーについて、
私は仕事柄気付いてしまったことがあり、記しておきます。
まず、『表情づくり』から。
お悲しみのご遺族やご参列者様のご心境をお察ししなければならず、
且つ、主役の故人を引き立てる葬儀にすべく、
接客者においては、どのような表情や動作が求められるのか。
一般的な笑顔とは少し違いますね。
私が観察したところ、
観音菩薩様のような、優しい受容の表情だった気がします。
具体的に言うと、
眉毛は自然と上がりぎみにし、穏やかな温かい表情を演出します。
そして、
目の表情も穏やかな笑みを湛える程度。
更に、
頬の筋肉はほんの少し上がり気味にし、
口元は、口角をほんの少し上がり気味にして、自然な頬笑みを浮かべます。
そして、『姿勢』です。
背筋をまっすぐにし、どのような動作が伴っても、その姿勢を保ちます。
『目線』はどこにあるかというと、
本来の接客では真正面であるのと比べ、
やや視線を落として、様々は式典進行を行っていく。
(但しこれは、御親族やご参列者様と会話をする際は除く)
最後に『歩き方』ですが、
姿勢は整えたまま、通常よりほんの少し小股気味で、
一番大切なのは、音を立てないよう静かに、滑らかに歩くこと。
この際、頭が上下に動きません。
そして、手の動きも自然と行い、
大振りしないよう、
指先までまっすぐにし、心配りをする。
そして最後に『身だしなみ』ですが、
髪はシニヨンですべてアップして一糸乱れず、
メイクも薄化粧(のように見えるナチュラルメークが理想的)
限りなく整った清潔感の演出が必要不可欠です。
以上、このようなポイントを見つけました。
本日の祭壇前にいらした2名のご案内係の方は、
ほぼ完璧でした。
その他の誘導係の方で気になったこと。
まず、身だしなみ。
肩にかからないボブスタイルで、前髪も長く、顔の表情も隠れがちでした。
そして、ハイソックス。
事務員のような格好でした。
葬儀には「統一美」の演出が効果的かと思います。
見ていて一番難しそうなのは『表情』でした。
仕事柄、研修に活かすことができる、と
非常に勉強になりました…。
ただ、私はどちらかというと、満面の笑顔が得意な接客者ですので、
私の笑顔が活かせる場所はここではないな~と残念ではありましたが、
穏やかな笑みを浮かべることが得意な方には素晴らしいお仕事かと思いました。
