ダイエットって、本来楽しいものです☆

このところ、お客様とダイエット関連のお話しをする機会が増えてきて、気づいたことがありました。

それは、皆さん、ダイエットと
「闘っている」
という感覚が共通しているなぁ、という点です。

施術を進めていきたい部位についてお伺いするので、当然といえば当然ではあるのですが

お客様からは
・ココがぽっこりで
・あそこがぶよぶよで
・ココがぱんぱんで
・ココがムチムチで…

と頭の中を占めている"自分の憎い"部分について、とめどなく溢れてくる感じです

その後、「例えばどのようなモデルさんとかタレントさんのようなフォルムになりたい、といった理想像はありますか？」と伺うと

「・・・」

と一瞬、思考停止したかのようになられます。

そこではじめて、
「なりたくない姿」
「こうなっていて"辛い"という感情」
に強くフォーカスが当たっていて、

「なりたい姿」
「こうなれたら"嬉しい"という感覚」

を考えたことがあまりなかったんだ…ということに気づかれるようです

かくいう私も、実は過去、万年ダイエッターだった時代があります。。。
(学生時代から含めて、7～8年はあるかな…)

寝ても覚めても四六時中とにかく、頭の中は
"食べたカロリー"
"それに対する後悔や自責"
"コンマ単位での体重変動"
"体の嫌いな部位にイラ立つ気持ち"

でいっぱいでした。

でも考えれば考えるほど食欲はどんどん増して
→食べさせないために自分を無気力にすることでやつれさせて
→病むから余計にマイナス思考になって

みたいな辛いループでした
もちろん、痩せそうと思われる置き換え食やジムやダイエット法はあれやこれや試していました。

もはやそれが　ライフワークみたいな状態

まさにフォーカスしていたのは
・自責
・憎しみ
・嫌い
・辛い気持ち
でした。

そりゃあ細い人を見たときは"いいなぁ"だとか思う気持ちはありましたが、そのときは
「こうなりたい」
よりどちらかというと
「そうなっていない自分がいかに醜いか」
にばかり目が行っていた気がします。

そう、「どんだけ自分嫌ってんねん」の世界！！

これが今シーズの中でご一緒してる皆様からは、『ありちゃんはもともと細いから』と思われていて全く信じてもらえない話です

そんな世界から私の中で転換が起こったのは、ふと本の一部のフレーズかなにかを読んだときに
スパーン！！！！
と来たことがあって

あ、な～んだ
今まで重い体を支えようとすることをめちゃめちゃ力んで頑張ってたやん！
「私、なんかしらんけどもう○○キロ以上は支えられない体なんだ、って決～～めたっ！」

と降りてきて
ハイ！設定！！
という感じになりました。

そこからは、自分に入ってくる情報が
「健康的に体の余計なものが自然と流れ出ていく理論」
に変わっていき、

食欲自体も
「食べたいとき食べる」
「そうでないときは別にどっちでもいいや」という感じで自由になりました。

また、自分の理想プロポーションの人に自然と目が行って、好きなモデルさんの画像を保存しては、寝る前に「これが私♪」と楽しい気持ちで眺めていました。

すると思考でがんじがらめになっていた体の力がふっと抜けた感じで
凝りにくい→むくみにくい→よく呼吸してて勝手に代謝上がってる→体ケアが心地よくて続けている→鏡見て「ここ好きかも」のパーツやラインが増えてきている

そうなってからのフォーカスは
・自分のココが好き
・もう、理想のフォルムになることは決まっているので気が楽
・食べても食べなくてもいいので気が楽
・体をケアするのがただただ気持ちよくて楽しい

に180° 変わっていました。

その後、体重自体は上がり下がりありながらも気楽な方の気持ちに目が向いたまま生活していて、
のちに見返してみるとじわじわ7～8年かけて、-10キロほどになり、本当に設定した通りのキロ数より上になることがなくなっていました。

だからといって、無理やりに今すぐ
・自分を好きになってください
・苦しみへのフォーカスをやめてください
とは言いません＞＜。

でも少なくともシーズに出会われた方は、その時点で健康的に体が巡る理論にであわれている
=変わった未来に近づきはじめた
証拠ですので、これからの一歩一歩を楽しみにしていただけたらなぁと思います

"ただただ体が巡る心地よさ"

それをひたすらにコツコツと、味わっていっていただけたらと思います