すっかり涼しくなりましたね。
畑作業もだいぶやりやすくなりました。
少し前になりますが、9/25刊行の東愛知新聞コラムです。
【57話
春から仲間と一緒にやっている畑作業もここ数ヶ月は7時半スタート、8時にはもう暑い。
私も含めお母さん達は子供に土に触れさせたいという想いで畑に来ているけれど、土いじりはおろか子供達は暑さに耐えきれず家の中に入りたい!という。そりゃそうだ。尋常ではない暑さが続いている。
本当に彼岸花は咲くのかな?と思っていたら今年も同じ場所に咲き始めているし、
畑にはエノコログサが生えトンボもたくさん飛んでいる。
秋の気配はするけれど、気温は連日30℃を超えたりもしているので、確実に気候変動が進んでいる事を感じずにいられない。
草の伸びも例年以上で、夫が仕事の合間を見て除草を頑張っているけれど、畑の大部分の草を刈るだけで相当な時間を要する。
農作物も草の勢いに負けて思うように育たなかったり、収穫が追いつかなかったりで大変な夏だった。
先日、とよはし有機農業の会の朝市(@あつみ山田店)で農家さんにその話をした所、”本当、年々暑さは増していくし、草刈りが大変。このままいったら農家の後継ぎは本当にいなくなってしまうよねえ。”と。
人間は地に足をつけて生きているので、土に触れることで感じたり、そこから学んだりすることを忘れてはいけない気がしている。
そういう意味でも、できる限りこれからも自然の力を借りて作物を作りたい。
でも年々増していく夏の暑さと草の伸び、そして体力的な問題との戦いになりそうです。