選択権 | はばたけかもめ

はばたけかもめ

千葉ロッテマリーンズ応援Blog。
ものすごく素人で、
ものすごくのんびりした、
全くタメにはならないマリーンズBlog。

先日ドラフト会議がありましたが

いわゆる「ドラ一」のこと、あれは

「第一回選択希望選手」、つまり

球団側がいちばん最初に契約のお話をしてみたい!という

選手を選ぶ権利とのことです。

つまり球団の希望、であり

選手に選択の余地なし、というのがドラフト。


そのドラフトを経てプロ野球選手になり

7年の時を経て今度は選手が

入りたい球団、プレーしたい球団を選ぶ権利を持つ。

それが

FA(FreeAgent)です。


今年、この権利を得たのが

俊ちゃん、よしみん、サト、ヒロユキ、イグっさん、

晋吾くん、ゴエさん、今岡さん、コーイチ、福浦くん、サブ

の11人です。

このうちコーイチは戦力外、今岡さん、ゴエさんは

今年入団(その前の球団は戦力外)だったので多分行使しないんじゃないかな

よしみんも同様?

イグっさんは割と早々にロッテに骨をうずめるとの宣言を

してくれてます。


俊ちゃん、サトは国内FA初取得

ヒロユキは海外FA初取得。

きっとたくさん悩むんだろうな…

サブや晋吾くんが初めてFA権を取得した時

行使するかしないかではらはらしたっけ・・・

権利を行使しても球団が慰留したらそのまま残留、または

最初から行使しない、という選択で残留、というと

ファンにはハッピーなことですが

権利行使をして来てほしい!という球団との話し合いが進んだら

もうファンには手の届かないところでのお話になってしまいます。

それは

本当に寂しいことですが

選手にとってはいっぱいがんばってようやく得られた

数少ないチャレンジの場所。

一流のアスリート、もっと高い場所を目指して見たいと思う選手ならば

一度は絶対に考え悩む権利です。


プロ野球選手になりたい、と夢を見ていた少年時代には

チームを選ぶという権利は持てなかった。

それが

プロに入って試合を重ね、自分を高めてようやく

アスリートとしてのアイデンティティを持った頃

手に入れた権利。


どうぞ

自分のために

自分の人生のために

この権利、悩んでほしいと思う。

もしみんながFA権を行使して

かもめをあとにしても

寂しいけれども辛いけれども

行かないでほしいけれども

快く送り出したい。

チームのことを考えて、とか

ファンのことを思って、という基準で

行使しないという選択もすごくうれしいけれど

「誰かに言われたからその意見に従って」行使しないではなく

自分の意志で決めてほしい。それはきっと

とっても辛くて厳しいことだと思うけど

誰のためでもない、自分の人生なのだから

とことん悩んで苦しんでほしい。

その先に


願わくば

自分の納得のいく答えが

かもめに残って来シーズンもがんばる、だったら

これほどうれしいことはない。


プロ野球選手になるのでさえ

きっとたくさんの努力と周りの愛情と

そしてほんの少しの巡り合わせとに支えられてなれたのだろうと思うから

ここから先自分で出来る数少ないかじ取りの一つ

FA権行使もとことんまで考えて

そして納得のいく答えを出してほしいと思います。


つよぽんのポスティングもいろんな意見があるけど

すごく勇気ある選択をしていると感じるので

ファン本位の意見を押し付けるでなく

西岡剛というひとりの人間の人生を

こうしてたくさんのファンが考えることが出来る

唯一のチャンス、と思って

静かに見守りたいと思います。

出来るできない、通用する通用しない

安い高い、ではない


その選択が

彼のこの先にどんな未来をもたらすのか


光の先にあるみんなのまばゆい未来を

どんな結果になろうとも前向きに受け止める準備は


きょう出来ました。


みんなには今まで本当にたくさんの愛と

がんばりと勇気をもらえたから

わたしが出来る数少ない恩返し

これからのみんなをどこに行っても応援すること

ここに約束するよ。

もし残ってくれたらまた一緒にがんばろう!

どんな答えも、いつまでもいつでも待ってる。

たくさんたくさん考えてね。