『気のいい女たち』
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クロード・シャブロル 1960年
小さな電気店で働く4人の“女たち”の物語
仕事はおざなり、遊びに夢中の“女たち”、彼女たちの日常とその中のひとりが事件に巻き込まれていく様を淡々と描きます
撮影を担当したアンリ・ドカエの、浮き立つような白っぽいモノクロの映像が私のツボなのです
動物園やプールのシーン、そして電気店で4人の女たちが一斉にカメラを見つめるカット
シャブロルの演出とアンリ・ドカエのカメラワークが、これでもかというほど冴え渡っています
シャブロルとアンリ・ドカエは『いとこ同士』『美しきセルジュ』『二重の鍵』でもダッグを組んでますが、その中でも、というよりシャブロル作品の中でも、というよりむしろヌーヴェル・ヴァーグ初期作品の中でも、群を抜いて面白い作品だと思います
ラストの唐突なミラーボールのシーンは賛否両論ですが、私は好きです
主演はベルナデット・ラフォン
あまり顔が好みの女優さんではないのですが、この作品といい、『ママと娼婦』といい『唇によだれ』といい、面白い作品にばかり出ているんだよな~
きっと見る目があるんですね
この映画はDVD持ってなくて、めちゃくちゃ欲しい
悩み中です