今年も地道に活動します。 | 和光市世代間交流会

和光市世代間交流会

人から人へ伝えていく思い、世代から世代へ受け継ぐ生きることの価値・・・関係性を再構築していくために、地域でささやかな活動を続けています。

    明けましておめでとうございます。

今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

            さて、きょうは、今年の初会合。

出席率もよくて、話がはずみました。


世代間交流の場は、数多くあります。

けれども、「場」の交流がなかなか広がっていかなかったり、決まった人しか参加しなかったり、人を集めるのに苦労していたり:::と課題が多いのも現状です。

プログラムとしては、高齢者が子どもに何かを教える、たとえば竹とんぼの作り方を教えて一緒に作って遊ぶなどといったものが多いのですが、そのとき「竹とんぼ」は交流のためのツールであって、上手な竹とんぼを作ることが目的ではないわけです。ところが、高齢者が子どもを見ないで「竹とんぼ」を見てしまうと、何とか満足な竹とんぼを作らせようと躍起になってしまったりして・・・そうなると「交流」は双方にとって楽しいものではなくなるかもしれません。

どうしたら、高齢者も子どもも楽しめて、満足度が高く、また参加したいと思う活動になるのか、そして互いに幸せな気持ちで帰ることができるのか。そんなことを話し合いました。

結局、交流の場にきた子どもがどのようにふるまったとしても、また高齢者がどんな雰囲気だったとしても、参加する人たちに何かを強いたり、教えさとしたりするのではなく、その場の状況に応じてよい雰囲気に持っていけるコーディネーターの役割や資質がとても大事なのではないかという話になりました。

交流の場にも、また地域にも、コーディネーターの資質を持った人をたくさんつくっていくこと、それは世代間交流に限らず、人と人との絆を結びなおすのにとても大事な役割を担う人材ということになります。それこそ社会資源だと言えるのではないかな・・・。

現場に足を運んで、現場の課題や悩みを汲み取り、ひとつひとつ打破する方法を考えていくような活動を今年は積み重ねていこうと、みなの意見は一致しました。

今年も地道に、がんばります!