防犯タイムズ -40ページ目

横浜市大口病院における連続殺人事件③

横浜の病院の殺人事件発生から間もなく一か月になる。
いまだに容疑者の特定に関する発表はない。
なぜこのように時間がかかっているのか?
そう思われる方はたくさんいるようです。
そこで私の経験からの本件を見てみたいと思います。
この事件の容疑者は?について考えると
やはり、医療行為についての知識がある程度なければできない事と思われます。
また、50本からの点滴液に異物を混入していることから、病院内に極普通に入ることができて、さらに、病院内にいることに違和感のない者の犯行と見るのがごく自然と考えられます。
では何故これほどに時間がかかっているのか?
人を逮捕するには、「被疑者(容疑者)が罪を犯したことを疑うに足りる相当な理由」が必要です。
ですから、現在警察は以下のような捜査を進めていると考えられます。

    

昔から言われる所謂「刑事のカン」だけで逮捕することは出来ず、今に至っていると思われます。
刑事は、見た目は大胆でも、頭の中は緻密でなければなりません。
しかし、時間がかかり過ぎてしまうと住民に不安を与えてしまうことになるので、一日も早い検挙を期待しています。

女性の所在不明

大分で24歳の女性が所在不明となり、いまだに発見されていない。

携帯の位置情報について、報道がされているが、これまでの報道からして、自らの意志によって不明になっていることは考えずらい。

友人とのラインのやり取りの後、外出後に何らかの事案が発生し、所在不明になったことが窺える。

報道自体がトーンダウンしているように窺えるが、一日も早い発見を期待しています。

 

私が今回特にお話ししたいのが、東北の女子高生の所在不明です。

この件はすでに、近畿地方で発見されている。

大事に至らなくてよかったと思っています。

しかし、この年代のお子様をお持ちの皆様に特にお話ししたい。

解決しているから触れない方が良いのかもしれませんが、このようなことが起きないことを願って、ちょっとだけここで話させてください。

この子は、8月28日に所在不明になっているが、この日は夏休みの終わりも目前に控えた日です。

こんな時に、子供の家出が頻発するのです。

もうじき学校が始まる。

なんとなく行きたくない。

等の考えを持っている子供が本当に多いのです。

何らかの行動を起こそうとしている子供は、この時期(休みの終了間近)に何らかの合図を出しています。

これは、無意識のうちに出して来るのです。

これを、保護者は確実にキャッチしなければなりません。

キャッチの方法!

人の観察につながります。

じろじろ見ていたら子供に嫌われますが、普段の行動と照らし合わせてみるようにして下さい。

必ず見えてきます。

 

でも、女子高生発見になって本当に良かった。

今日はさらっとお話ししました。

阿蘇山噴火

36年ぶりの阿蘇山の噴火

36年前の噴火で、亡くなった方がいますが、その時亡くなった人の中に私の伯父・伯母がいました。

私が警察署でその日の勤務に就く直前に、実家から連絡が入り幹部から自宅に電話するように言われ電話をすると、「伯父さん伯母さんが阿蘇の噴火の際、直撃を受けて亡くなった」と言われ実家に戻ったことを思い出します。

伯父・伯母は知人の見舞いに行きそのついでに観光で阿蘇山に登り、結果被害を受けたと聞いている。

当時、伯父は日本航空に勤務しており、それなりの役職についていた。

伯父・伯母のご遺体は、日本航空の飛行機で羽田に運ばれ、職員の方々の手厚い対応を受けたことを思い出します。

今でも、阿蘇で何かがあるとこれを思い出します。