先日、5回目の浮気調査を依頼された方がいました。
かれこれ初めて依頼をされたのは15年ぐらい前のことでしょうか。
対象者の男性は今40代後半ですが、当時は当然30代前半。
仕事は土日休みのサラリーマンで、年収も外見も至って普通。
特にモテそうというわけでもなく、かといって目を覆うような感じでもなく
普通の優しそうな男性。
最初の調査で判明した浮気相手は学生時代の後輩だった。
卒業して数年後、OBの結婚式で顔を合わせてから不倫関係が始まったという。
当時依頼者は調査期間中に黙っていることができず、対象者に調査していることを暴露。
全てその日に白状させたといいます。
もちろん彼は浮気相手とは二度と会わないと約束し誓約書を作成したそうです。
しかし2度目の調査はその半年後でした。
相手は最初と同じ後輩。同じ相手。
依頼者は誓約書の内容にも書いてあった通り、今度は相手の女性に慰謝料を請求して
その相手とは終わったそうです。
3度目の調査はそれから5年ほど経っていたでしょうか。
前に調査していることを暴露しているから調査に対して警戒しているかと思ったら
全くその心配はなく。今度の相手は会社の新入社員でした。
証拠を手にした依頼者は、以前と同様に相手の女性に慰謝料を請求して
今度は会社にも全部話すと対象者に言ったところ、
青ざめた顔で土下座して謝ったという。そしてしばらくおとなしくしていたようです。
そして4度目の調査は今から2年ほど前。
依頼者は対象者のスマホを盗み見ることに成功。
どうやら今度の相手は「マッチングアプリ」で知り合った女だという。
しかも今度は相手も既婚者らしい。
調査をしてみると依頼者の言う通り、相手は40代前半の主婦だった。
依頼者もここまでくると、もし次があったら取るもの取って離婚します。と当時言っていました。
そして今回の依頼。依頼者の話では、どうも昔の学生時代の後輩が相手ではないかという。
そうです。最初と2回目の浮気相手だった後輩です。
昔200万円の慰謝料を依頼者に支払っている女です。
ただ昔と違う点は、その女はどうやら今は既婚者だということ。
しかし依頼者はそんなことは関係ありません。
法的に通用する証拠をきっちり揃えて再度慰謝料も請求するし
対象者とも離婚をすると言います。
そして1か月間の調査の結果、がっつり肉体関係のある証拠を揃えました。
調査報告書を渡してそのまま弁護士を紹介。
本当に離婚を決意した人は、躊躇したりすることは無いんだなぁ・・・と実感しました。
しかしこの対象者。わかっているだけでこれだけの浮気癖。
きっと気づかれていない浮気もあったことでしょう。
本当に浮気性というものは治らないものだと感じた調査でした。
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