一般のフィットネスジムなどで
筋力トレーニングをされている方で、
常駐のトレーナーにアドバイスを求めた時、
息を吸ってスタート、吐きながら力を発揮し、
息を吸いながら元に戻る、
という呼吸の指導をされるケースが
多いのではないでしょうか。
このアドバイスは言ってみれば
定石どおりなのですが、
全ての動作において
この呼吸法が当てはまるかというと、
そういうわけではありません。
たしかに、バルサルバ現象といって、
息を止めて
激しいトレーニングをしようとすると
血圧の上昇が起こり、
危険な状態になりもします。
ピラティスにおいても、
息を吸って準備、吐きながら動き、
吸いながらスタートポジションに戻る、
というムーブメントがほとんどです。
ただ、この呼吸法は
負荷がある程度軽度の場合のみに
使えるもので、
フリーウェイトのトレーニングで
高重量を扱う場合、
吸ってぇ吐いて持ち上げてぇ、
などと悠長なことは考えていられません。
以前、とあるトレーナーの講習会に
参加した時、
講師だった某有名トレーナーさんは、
力を発揮する時は息を止めて行う
と指導していました。
私も随分前にフリーウェイトがメインの
トレーニングジムで
働いていたことがありますが、
高重量においては、息を吸って止めて、
腹圧を高めておきながら動作を行い、
スタートポジションに戻った時に
呼吸を整える、というのがノーマルでした。
というより、
高重量の場合はそうしないと
やっていられません。
連日活躍を見せる、
MLBエンゼルスの大谷翔平選手。
参照 「Los Angels Angels」 Twitter
彼のバッティングを見ていると、
インパクトの瞬間の時は
口を大きく膨らませ、
フォロースルーで
息を吐いているように見えます。
ウェイトトレーニングを取り入れ
毎年身体が進化している、
つまりデカくなっている大谷選手ですが、
こういった呼吸の部分においても
注目してみると、
新たな発見を得られるかもしれません。
