現在行われているヨーロッパサッカー、
ユーロ2020で、先日、
ポルトガルはベルギーに0-1で敗れ、
2016年に次ぐ連覇はなりませんでした。
参照 「Portugal」 Twitter
参照 「B24」 Twitter
グループリーグ最終戦で
途中出場していたスポルティングの
ジョアン・パリーニャ(26番)が、
ポルトガル国内メディアの
ざわつきをそのままに、
遂に先発メンバー入りを果たしました。
そしてレナト・サンチェス(16番)も
前の試合に引き続き先発に入り、
同じくグループリーグ最終戦で
途中出場していたACミランの
ディオゴ・ダロット(20番)と同様、
ベルギーに対してフィジカルで
渡り合える選手を要所で起用してきた
印象があります。
最終ラインのバランスを見ると、
まだまだ粗削りな大型RSBダロットが
安定して使われるようになれば、
その体格と年齢から考えても
(184cm、22歳)、
ポルトガルにとって大きな戦力に
なるのではないでしょうか。
以前から指摘されていた
最終ライン、特にCBの高齢化。
私は何事も年齢で
評価する、されるのが大嫌いですが、
それにしても無視出来ない現実もあります。
今回のメンバーでのCB登録は3人で、
ルーベン・ディアスとペペ、
そしてジョゼ・フォンテ。
ルーベン・ディアスはこれからの
ポルトガル代表を背負って立つ存在ですが、
ペペとフォンテは今年で38歳。
長年ポルトガル代表を支え続け、
ユーロ前大会優勝の立役者でもありますが、
未だにこのチームの最終ラインに
名を連ねています。
しかもCB登録が3人なら、
ディアスが怪我や
今なら新型コロナ陽性で離脱した場合は
どうなるのか。
中盤アンカーのダニーロが
代役を務められるとはいえ、
当然、本職ではありません。
随分前になりますが、
トヨタカップでACミランが来日した時、
当時センターバックだった
マルディーニとコスタクルタが30代中盤で、
日本テレビの実況アナウンサーが
その年齢を連呼し、
三浦和良選手が自身のコラムで
不快感を露わにしたことがありましたが、
それを超える
38歳同士のCBになることも考えられ、
世界トップレベルの代表チームの
CBとしては、
ちょっと有り得ない事態になる
可能性もあります。
クリスティアーノ・ロナウドが
このチームの屋台骨で、
フェルナンド・サントス政権下では
代えの効かない選手ですが、
実はそれ以上に代えの効かない選手が
若きCBのルーベン・ディアスで、
その負担も今後
さらに大きくなるのではないかという
懸念があります。
ベルギー戦敗戦後、多くの選手が
ポルトガルに運がなかったとコメントする中、
このルーベン・ディアスは、
なるべくしてなった、
とインタビューに応えていました。
激戦区であるCMFの中に、
遂に新戦力として割って入ってきた
ジョアン・パリーニャが一つの象徴として、
あまり変わり映えのしなかった代表に
マイナーチェンジの必要性が、
今大会で提示されたのかもしれません。
新型コロナの影響で
ユーロが一年延期になったため、
ワールドカップはもう来年。
“前を向いて、ワールドカップを獲りに行く”、
とベルギー戦後に
フェルナンド・サントス監督は語っていましたが、
今後どんなメンバーを招集し、
先発で使ってくるのか。
もう時間はありませんが、
今大会の敗戦を機に何かを変えてくるのか。
注目したいと思います。
ユーロ本大会の方ですが、
“死のグループ、死す”、
とポルトガルの一部メディアが題打ったように、
優勝候補が3チーム固まったグループの
ポルトガルとフランスとドイツが、結局、
3チームともベスト16で姿を消しました。
現有力優勝候補は
ポルトガルを破ったベルギーでしょうか。
どうせならベルギーに優勝してほしい。
アザールは好きな選手なので、
是非、代表でタイトルを獲ってほしい。
とはいえ、
ポルトガルがもういないので、
興味はすでに3分の2減です。

