パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photoartist】 Takahisa Furukawa -65ページ目

パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photoartist】 Takahisa Furukawa

◆ピラティス・マスターストレッチ・ウェイトトレーニング
◆ポルトガル写真、東京浅草写真

とある日本人サッカー関係者のSNSで、

ユーロ2020のクリスティアーノ・ロナウドの

パフォーマンスを見ての投稿を拝見しました。

内容は、

クリスティアーノ・ロナウドはもう限界か、

というもので、

理由は、

CF(センターフォワード)になっている、

現代サッカーの潮流にはもう合わない、

といったことでした。

 

私は人を年齢で評価する、

されるのが大嫌いですが、

彼の年齢を言えば、すでに36歳。

フィジカル的なピークは

もう過ぎているでしょう。

ただ、ユヴェントスでもそうだと思いますが、

今の彼の状況やプレースタイルを理解し、

また圧倒的な決定力を生かすために

フェルナンド・サントス監督が

戦術、戦略を立案、

それをチーム全体に共通理解として

落とし込んでいます。

現に今なお彼はゴールを量産し、

そうさせるために周囲も動く、

その積み重ねでチームは成熟してきました。

フィジカルもまだまだトップレベルで、

ドイツ戦での先制ゴールで見せた、

自陣ゴール前から相手ゴール前までの

スプリントは、

年齢からしたら圧巻だったと言えます。

かつてプロ野球の野村克也さんが

著書において、

有形の力と無形の力、

という言葉を使っていましたが、

彼のチーム内でのキャプテンシーは

2016年のユーロ辺りから

目を見張るものがあります。

生けるレジェンドとして、

チームに与える無形の力は

決して計れるものではありません。

ポルトガル国内でも、

クリロナ不要論や限界に触れる

メディアやファンはまず見当たらず、

まだまだ彼を信じて疑わない、

というのが

ポルトガル全体の世論ではないでしょうか。

 

そのとある日本人サッカー関係者は、

SNSにおいて

それなりに繋がりの多い方だけに、

軽々しく知ったようなことを言うな、

という気持ちになります。

 

どの世界でもそうだと思いますが、

現代の世の潮流や流行や正解が、

全ての組織と個の役割に

当てはまるわけではありません。

 

クリスティアーノ・ロナウドが

限界なのではなく、

その思考や見方の方に

限界があるのではないでしょうか。

 

参照 「Canal 11」 Twitter