パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photoartist】 Takahisa Furukawa -144ページ目

パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photoartist】 Takahisa Furukawa

◆ピラティス・マスターストレッチ・ウェイトトレーニング
◆ポルトガル写真、東京浅草写真

女優の竹内結子さんが亡くなったという報道。

自殺と見られているとのこと。

享年40歳。

 

大好きな女優さんの一人だっただけに、

ヤフーニュースを見て

思わず声を上げてしまいました。

 

ランチの女王、プライド、ストロベリーナイト…

特にプライドの時は半端なく可愛かった、

などと随分前のドラマですが

今でも覚えています。

 

芸能界での自殺者が

立て続けに起きていることから、

“芸能界の闇”とか、

“芸能界で何かが起きている”、

などといった憶測は

暇な人たちに任せるとして、

結局のところ死を選んだ真の理由は

本人にしか分からない。

 

こういった類のネットニュースの記事に、

最近は決まって悩み相談窓口の広告が

添付されていますが、

それもきっと気休めでしかなく、

ないよりはマシといったレベルかもしれません。

 

自殺志願者を説得する

決まり文句の一つにあるのが、

“生きたくても生きられずに

 死んでいった人たちもいるのだから、

 その人たちの分まで頑張って生きて、

 命を大切にしないといけない”

といったもの。

 

こんな言葉を投げたところで、

これから自殺しようとしている人の意思に

響くわけがない。

生きたくても生きられずに

死んでいった人たちと、

その自殺志願者とは何の関係もないし、

何のリアリティも感じないのだから。

 

響くのは、その家族や友人といった

近しい関係にあった人たちにのみであって、

生きたくても生きられずに

死んでいった人たちの無念さや

魂といった抽象的な断片が

その人たちの価値観や

人生観のようなものの一部に

刻まれるのだと思います。

 

アフリカでは病で何千、

何万人といった人たちが亡くなっている、

生きたくても長く生きられなかった、

平和な国に生まれて恵まれているのだから

あなたも良く考えなさい、

といったところで、

果たして

何人の自殺志願者の意思に届くだろうか。

誰もハッとさせられないどころか、

逆効果にもなりかねない。

 

コロナ禍、異常気象、SNSの普及、

著名人の自殺報道、

などといったリアルな状況や

情報があふれる昨今、

自殺に繋がってしまう要素が

日常のそこら中に転がっていて、

誰もが他人ごとではないということ。

 

生きる目的とか

生きがいとかとは別の範疇で、

どう生きるのか、

どう生き続けるのかという問いの答えは

個人個人で

必死に捜さなければならないのだと

改めて思います。

(もちろんそんなことを考える必要のない

 個人や集団もあるかと思いますが)

 

 

竹内結子さんの死去、

心よりご冥福をお祈り致します。