パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photoartist】 Takahisa Furukawa -128ページ目

パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photoartist】 Takahisa Furukawa

◆ピラティス・マスターストレッチ・ウェイトトレーニング
◆ポルトガル写真、東京浅草写真

昨日、J-WAVEで

好きなナビゲーターが務める番組を

視聴していたのですが、

番組中のリスナーからのメッセージに感極まり、

進行が困難になったため、

落ち着くまでしばらく音楽が流される、

という出来事がありました。

昨日は11月22日で、

“いい夫婦の日”ということで、

メッセージ募集のテーマが

カップルやパートナーについてだったのですが、

セクシャルマイノリティの呼び名である

LGBTQのリスナーからの悲痛なメッセージに

ナビゲーターが声を詰まらせてしまった。

この番組はこういったジェンダー問題だったり、

環境問題といった

現代の新たな価値観についてのテーマに

積極的に取り組んでおり、

この番組に限らず、

J-WAVEでは最近このような取り組みが

随所に見られるように感じます。

 

ジェンダー問題については日本に限らず、

世界中で取り沙汰されているトピックですが、

日本は世界の中では認知の面で

大きく後れを取っている印象があります。

ゲイやレズビアンがパレードなどを通じて

自分たちの価値観を主張する姿は、

海外では随分昔から

目にする機会がありましたし、

そういった場所はもうとっくに

そんなレベルより先に行っているはず。

日本はまだまだこういった

セクシャルマイノリティの人たちに対する

理解、認知が希薄なのではないでしょうか。

さらに今はLGBTQといった

ジェンダーの多様化が進んでおり、

旧態依然の社会的、

文化的な性別でしか捉えられない固定概念では

彼らを受け止めることは出来ない。

私は男性で恋愛対象は異性で、

旧態依然の固定概念と自覚しつつ、

男性なので男らしくありたいとは思いますが、

だからといって他人もそうあるべきだとは

全く考えないですし、

乱暴な言い方かもしれませんが、

自分に被害が被らない限り、

他人は他人で、それぞれの趣向や

価値観があっていいのではないかと思います。

なぜセクシャルマイノリティの人たちが

差別を受けたり、軽視されたりするのか、

私にはよく分からない。

日本という国は特にそうですが、

マジョリティの中にいれば間違いがなく、

そこで安心を得た者同士が連帯する一方、

マイノリティは特別視され、疎外される、

といった風潮がこの問題においても

影を落としているように思います。

 

また昨日の同番組では、

女性の下着姿やヌードを撮影する

女性カメラマンがゲストとして出演し、

ボディポジティブについても話題になりました。

ボディポジティブとは、

痩せた体型イコール綺麗という

従来の美の定義から外れた、

プラスサイズの体をありのままに愛そう

というムーブメントのことで、

番組ではここ1、2年ほどの動きとして

紹介していましたが、

私の知る限り、

もっと前からそうした動きは出てきていたはず。

ライザップのセンセーションは過去のものとなり、

フィットネス業界においても

多様化が求められている今、

そういった潮流を取り入れていかなければ、

ダイエットというこれまで鉄板と思われてきた

キーワードだけでは

もはや時代錯誤になってしまう。

 

ジェンダーや環境問題や

フィットネス業界だけではない。

インターネットやSNSの普及、進化により、

様々なジャンルや業界の壁が

情報により壊され、混同混合する現代の中で、

多様性を捉え、アジャスト出来なければ、

どんどん後ろに取り残されてしまう。

老害は、老が害なのではない。

パラダイムシフト出来ない老が害なのであって、

そこを自分を含めた昭和生まれの人たちは

無自覚であってはならないと思います。

 

少し逸れますが、

アメリカのトランプは

いつまで粘るつもりなのだろうか。

彼がやりたかったのは、

古き良き時代のアメリカを取り戻すことだった。

不法入国者を取り締まり、

移民の規制を厳格にして

母国民の雇用を回復させる。

言っている事の根っこは

ごくごく当たり前のことを言っていたと、

個人的には思います。

現に都市圏以外の地域では

トランプが支持を獲得していたことからも、

アメリカ人の本当の本音が透けて見える。

ただ、トランプが白人至上主義者であったり、

ある意味ズレたSNSの使い方と幼稚な言動が、

世界大国の主として致命的だったし、

多くのエンターテインメントの著名人たちを

敵に回したのも、

アメリカにおいては大きなミステイクだった。

元々有名な投資家でビジネスマンの彼が、

もう可能性がほとんど残っていない戦いに

あとどれほどのコストをかけるつもりなのか。

もう一度保守から

多様化へとシフトしようとする国の中で、

トランプはその流れから弾かれた

老害の象徴となってしまったように感じます。