パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photoartist】 Takahisa Furukawa -129ページ目

パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photoartist】 Takahisa Furukawa

◆ピラティス・マスターストレッチ・ウェイトトレーニング
◆ポルトガル写真、東京浅草写真

現在ヨーロッパで行われている

サッカーUEFAネーションズリーグ。

ポルトガルはすでに

リーグA残留は決めているものの

ファイナル進出は絶たれており、

最後の消化試合としてクロアチアと対戦。

今シーズン、

ベンフィカからマンチェスター・シティに移籍し、

ポルトガル代表の若き支柱でもある

ルーベン・ディアスの2ゴールで

クロアチアを撃破、

2020年の代表最終戦を

勝利で終えることが出来ました。

 

参照「Portugal」Twitter

 

前回覇者として今大会に臨んだポルトガルは

残念ながら敗退となりましたが、

2016年にユーロを制覇して以来、

2018年のワールドカップは

ベスト16で終わったものの、

これまで順調に進み過ぎていた印象があります。

新型コロナで延期になった来年のユーロ、

その後のワールドカップを控え、

ここで一度冷却期間がおけて

良かったのではないでしょうか。

今大会の敗退が決定した

前試合のフランス戦後、

ルーベン・ディアスが

“結果には満足していない。

 敗北ではなく、

 これからのための学びだった”

とSNSで想いを綴っていたように、

これから最優先事項となる

ユーロとワールドカップに向けて、

代表がより強化されることを期待しています。

 

 

ポルトガルのフットボール界には、

二人の生けるレジェンドが存在します。

現在でも代表のキャプテンとして

チームを牽引する

言わずと知れたクリスティアーノ・ロナウドと、

すでに代表からは遠ざかっているものの、

現在はMLS(メジャーリーグサッカー)で

ハイパフォーマンスを維持しているルイス・ナニ。

ナニについては

マンチェスター・ユナイテッド時代の活躍もあり、

サッカーファン、サッカー通なら

誰もが知った存在でしょう。

スポルティング、マンチェスター・ユナイテッドでは

サイドアタッカーでしたが、

2016年のユーロでは

ロナウドとの2トップで制覇に貢献し、

その後はセントラルMFやサイドMFをこなすなど、

ポリバレントぶりを発揮しています。

 

そんな二人が最近のSNSで、

キックフォームの画像を公開しているので

ご紹介します。

 

参照「Cristiano Ronaldo」Twitter

 

参照「Nani」Twitter

 

まるで画像処理でもしたかのような、

二人の酷似したインパクト前のフォーム。

キャプテン翼でいうところの

“シュート態勢に入った”という瞬間ですが、

これらの画像から何を感じられるでしょうか。

姿勢の良さ、綺麗な姿勢、

と簡単に言葉で表現してしまえば

そういうことになりますが、

この切り取られた一瞬を見るだけでも

学べる要素がいくつも詰まっています。

 

姿勢の良さは

フットボーラーにも重要な要素の一つですが、

パフォーマンスアップに繋がるだけでなく、

膝、腰部、股関節の怪我のリスクを低減したり、

疲労を抑えたりと、

様々なベネフィットがあります。

もちろん、姿勢が悪くても

活躍しているプロ選手はいます。

スピードがあると言われている

FC東京の永井謙佑選手や

ベルギーで活躍する伊東純也選手、

ジュビロでその技術と経験を還元する

遠藤保仁選手などは

決して姿勢が良いとは言えない。

“姿勢が悪くても、

 良いプレーが出来るじゃないか”

と難癖をつける方が必ず出てきますが、

彼らはそのウィークポイントを補って

余りあるほどの能力を持ち合わせているから

プロとして活躍出来ているのです。

難癖をつける方が

すでにプロで大活躍している方、

もしくはそこで満足している方なら構いませんが、

そうじゃないなら、

ウィークポイントと知りながら放置しても

進化はありません。

思考停止せず、

様々な良い選手の、

様々なストロングポイントを、

いわば良いとこ取りをして真似たり、

取り入れたりするべきです。

 

ただ難しいのは、

例えば永井謙佑選手が姿勢を改善すれば

必ずスピードがさらに上がるかと言えば、

それは分からないということ。

“彼(永井選手)は必ずもっと足が速くなる”

とテレビで断言した専門家がいましたが、

それは取り組んでみなければ分からない

と個人的には思います。

かつてウサイン・ボルトが、

スタートの第一歩目に膝が内側に入る癖を

矯正しようとしたことがありましたが、

なかなかタイムが上がらず、

結局それを気にするのを止めた途端

タイムが上がったというエピソードがあります。

理論、理屈ではそうでも本人に合うかどうか、

やってみないと分からないし、

要するに大事なのは

やってみるという意思と行為だということです。

今を改善するためのメソッドを取り入れ、

試行錯誤するというプロセスが

選手を成長させるのだと思います。

それで結果が出れば御の字だし、

結果が出ない場合もありますが、

そこで思考停止になってはならない。

 

 

少し逸れますが、

なぜウサイン・ボルトは

プロサッカー選手になる夢を

あっさり諦めてしまったのだろうか。

1部リーグでの契約が破談になったとしても、

2部や3部なら、

クラブのビジネス的な思惑を取り込んででも

契約してくれるクラブは

いくらでもあったのではないだろうか。

少年時代の夢ではあったとはいえ、

彼にとってプロサッカー選手になることは

それほど必要なものではなかったか、

途中でそれに気付いたか、もしくは

サッカー選手を目指すとした時の目標が

陸上競技でのタイムとは違って

曖昧なものだったか。

いずれにせよ、

あれだけの身体的アドバンテージと

名前という武器があるのに、勿体ない。