減量の限量。 | パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photowriter】 Takahisa Furukawa

パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photowriter】 Takahisa Furukawa

◆ピラティス・マスターストレッチ・ウェイトトレーニング
◆ポルトガル写真、東京浅草写真

少し前になりますが、
RIZINでKINGレイナ選手が減量に苦労し、
判定負けを喫するという試合がありました。

 

私は試合も見ていないですし、
ニュースの情報でしかありませんが、
10㎏以上の減量で
最後の水抜き2㎏のダメージが大きかったと聞きます。

 

アスリートや格闘家にとって、
体重のコントロールは
競技のパフォーマンスを左右する非常に大きな事案です。

 

たかが0コンマ何キロだろうと、
元サッカー日本代表GKの川口能活さんに言わせれば
なぜ0,5㎏差の感覚が分からないんだ?となるし、
体操の内村航平選手のレベルだと
0,1㎏単位で自分のその時の体重が分かる、という感覚になる。

 

それだけアスリートの中でもトップに近づけば近づくほど、
体重の体感覚はより重要になります。

 

 

今回のKINGレイナ選手のコメントによると、
体重を落とすのは簡単だったが
筋肉まで一緒に落ちてしまい体力も落ちた、
リカバリーで戻せても落ちすぎてしまった分
身体が思うように動かなかった、ということでした。

 

そう、体重を落としたからといって、
身体が軽くなり動きやすくなるかといったら、
そうとは限らない。

 

 

よくある宣伝のビフォーアフターで、
ウエスト何センチ体重10何キロ落ちました!
的な類のものはさておき、
ダイエットや減量のリミットにもある程度の基準があります。

 

一般のダイエットで健康的にセーフ、
維持出来るラインの目安は
一か月におおよそ2~4㎏ぐらい。
一週間で大体0,5~1㎏といったところでしょうか。

 

そしてアスリートや格闘家が
パフォーマンスを落とさずに無理なく進められる減量ラインが
一か月でおおよそ2㎏。

軽量前の水抜き、ドライアウトの限界も2㎏ぐらいです。

 

KINGレイナ選手は最後の2㎏がきつかったということでしたが、
やはりこのドライアウトの段階での減量は
少ないに越したことはありません。

 

そのためには体脂肪率の計算と十分な減量期間、
適切な階級選びがポイントになってきます。

 

 

一般の方のダイエットにも言えることですが、
継続出来ないほどの無茶無謀な試みは、
後になって自分に跳ね返ってくることは間違いありません。

 

ダイエット・減量イコール苦しい・辛いといった
旧態依然の概念を払拭出来るように、
正しい知識と余裕を持って取り組みたいものです。

 

second wind

 

ただ、そこに甘えて口だけにならないようにも注意が必要ですが。。