必然の初戦。 | パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photowriter】 Takahisa Furukawa

パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photowriter】 Takahisa Furukawa

◆ピラティス・マスターストレッチ・ウェイトトレーニング
◆東京浅草、ポルトガル写真


昨夜のサッカーワールドカップ最終予選。


ご覧になっていた方も多いのではないでしょうか。


人それぞれ触れたいトピックが
たくさんあった試合だったと思います。


“初戦を落としたチームの
ワールドカップ出場の可能性はゼロパーセント”


それだけ初戦が重要だと言いたいのは分かりますが、
メディアがこの数字を強調してしまったので、
余計に昨日の敗戦を大きなものに感じさせてしまいました。



再三取り上げられているレフリーのジャッジ。


かつて中村俊輔選手は
“アジアのレフリーはこういう事がある。これにも慣れないと。”

と言っていた事があります。


しかも昨日のレフリーはUAEと同じ中東の面々。


いくらホームとはいえ、こういったジャッジになった事は頷けます。


レフリーは買収でもしない限り、コントロールは出来ない。


それよりもFK、PKともに元をたどれば全て日本のミスから。


パスが短かったり、自陣の深い位置でボールを奪われたり。


ボールがゴールラインを割っていたかどうかについては、
今回のジャッジのシステムでは仕方のない事でしょう。


試合終わりに中山ゴンさんもおっしゃっていましたが、
ダフらずにきちんとフィットして決めていれば
誰も何も言えなかったわけで、
当選手も多分そう思っていると思います。


いずれにせよ、ジャッジはコントロールの範囲外です。



また一部で取り上げられている
香川選手や清武選手のシュートミス。


あれはサッカー経験者から見たら、難しいところです。


香川選手は自分の正面にこぼれ球がきて、
相手が前に見えて一旦止めるかダイレクトかの一瞬の迷いが
ああいう結果になりました。


清武選手の空振りは、
あまりアウトから甲に厚く当ててしまうとニアに外してしまう。

ちょっとだけ触って方向を変えたかった。

その微妙なところで空振りになってしまった。


上のレベルでもこういう事はあります。



それよりも北澤豪さんもおっしゃっていましたが、
この初戦で、ピッチの肝のところで
初出場の選手を使うべきだったのか。


交代選手のチョイスは適切だったのか。


私が一番気になったのは、
サイドからボールを入れる時、
中に人はたくさん揃っているのにセカンドボールを拾う選手が、
狙っている選手がいるのか、いないのかというところ。



まだまだ書きたい事はありますが、
またすぐ来る次の試合にとっておきます。



データはデータ。


出場が決まれば、
メディアもシラッと数字を持ち出す事はなくなるでしょう。


とにかく、次です。