メンタルトレーニングは“技術”。 | パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photoartist】 Takahisa Furukawa

パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photoartist】 Takahisa Furukawa

◆ピラティス・マスターストレッチ・ウェイトトレーニング
◆ポルトガル写真、東京浅草写真


ロンドン・オリンピック。


女子柔道57㎏級で、松本選手が
日本選手で最初の金メダルを獲得しました。


試合中の闘争本能むき出しの姿と、
試合後のインタビューのギャップに
思わず笑ってしまった方も多いのではないでしょうか。



試合開始前、畳の上に上がる前に、
松本選手が何やら独り言をブツブツ言っているシーンが映像にありました。


これはメンタルトレーニングでいうところの、セルフトーク。


言葉としてはっきり口に出す事で、
今やらなければならない事をクリアにし、
自分自身に言い聞かせているのです。



思い出されるのは、元投手の桑田真澄さん。


マウンド上で、ボールの縫い目を見ながらブツブツ言っているシーン。

あのシーンを覚えている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。


あれもメンタルトレーニングの一つ。


ボールの縫い目をジッと見る事で集中力を高め、

バラバラになっている気持ち、精神を一つに束ねる。


そしてセルフトークをする事によって、次のバッターに向かう準備をする。



メンタルトレーニングといえば、日本人スポーツ選手の中では
元MLB選手の長谷川滋利さんが第一人者だったのではないかと思います。


アメリカに渡った後にメンタルトレーニングと出会い、
それを武器として活躍されました。


数字では表せない、野村克也監督がいうところの
“無形の力”です。


マウンド上で、スコアボード上の旗をジッと見つめながら集中力を高め、
深呼吸をし、セルフトークをするというシーンが何度も見られたものです。



今でこそ日本でもメンタルトレーニングの重要性が認知されてきていますが、
少し前までは知られていないか、受け入れられていませんでした。


日本特有の“根性論”が邪魔をしていたという説もあります。



アメリカでは、メンタルトレーニングは“技術”として認められています。



特にオリンピックのような短期決戦。


これまでやってきた事を十二分に発揮出来るように、
メンタルをどうコントロールするかは選手にとって大変重要なファクターです。



試合そのものに注目するのは勿論ですが、
その前にどんな準備、行動をしているのか。


そこに目を向けてみるのも、面白いと思います。