適者生存。 | パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photowriter】 Takahisa Furukawa

パーソナルトレーナー/写真作家 古川貴久 【Personal Trainer / Photowriter】 Takahisa Furukawa

◆ピラティス・マスターストレッチ・ウェイトトレーニング
◆東京浅草、ポルトガル写真

ポルトガルサッカーリーグの新シーズンが遂に開幕しました。


あまり興味もなかったのですが、

2ヶ月でも滞在すると気になってしまうものです・・・


この国のサッカーリーグはネーミングライツが導入されている事もあり、

その契約によってリーグの呼称が変わります。


今年は昨年と変わらず、“LIGA ZON SAGRES(リーガ・ゾン・サグレス)”。


BANIF(バニフ)というポルトガルの中堅銀行が筆頭スポンサーとなったようで、

来シーズン以降にこの中堅銀行がネーミングライツも獲得して、

リーグの呼称が変わる可能性もあるとの事。


まあでもネーミングライツ契約も企業によっては考えもの。

何千万から何億払って、果たして何年でペイ+α出来るのか。

この不景気で、しかも経済破綻している国で、

そこにお金をつぎ込んでどれ程の効果があるのか。

難しいところです。



今年は日本人選手は今のところいないようですね。


昨年は解説者の風間さんのご長男が3部でプレーされていましたが。


過去に日本人でポルトガルでプレーした選手も本当に数える程度。


広山望選手(現アメリカ、リッチモンド・キッカーズ)が最初で、

最近だと相馬選手でしょうか。


昨年藤枝MYFCで引退された吉田康弘さんはかつて、

あとは契約書にサインというところまでこぎつけておいて、

直前で流れてしまったケースもありました。


そういえば松井大輔選手のスポルティングのケースもありましたね。

あとは本人が現地入りすれば、というところで交渉決裂なんてのもありました。


どちらの詰めが甘いのか・・・



いずれにしても海外でプレーするには、実力プラス適応力がカギだと言われます。


かつてMLBで9年間プレーされた長谷川滋利さんは、

この事をずっと強調されていました。


野茂さんのような凄いフォークだったり、伊良部さんのような剛速球がない分、

自分は英語をしっかり勉強して、通訳無しで自らチームに入っていき、

様々な面で順応させていったのだと。


サッカーの場合は、特に長谷川さんのような行動は大事になってくる。

大袈裟じゃなく、その選手と飯に行ったかどうかで

パスが来るかどうかが変わってくる、なんてのもありますからね。


元日本代表の柱谷哲二さんは、外国人選手を獲得する事に関して、

大事なのは性格のいい、真面目な選手だとおっしゃっていた。


いくら実力があったとしても、順応出来なければどの国でも活躍するのは難しい。



果たして、今度ポルトガルで日本人選手がプレーする日は

いつになるのでしょう・・・