Another Side of ERIC CLAPTON | Get Up And Go !

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来月4月に、エリック・クラプトンが通算25回目の来日公演を行います。そういうわけで、久しぶりにエリック・クラプトンの特集記事を。

「Another Side of ERIC CLAPTON」と題して、オリジナル・アルバムには収録されていない、もう一つの名演を3曲ほど選んでみました。厳選しましたよ。オススメです
(^^) v


Stone Free (1993)
1993年にリリースされたジミ・ヘンドリックスのトリビュート・アルバム『STONE FREE: Tribute to Jimi Hendrix』に、クラプトンは「Stone Free」で参加しています。 バディ・ガイ、プリテンダーズ、リビング・カラー、ポール・ロジャース、といったメンバーで構成されたアルバムです。

発売時、参加メンバーにクラプトンの名前を見つけて即座に買いました。かつての友でライバルでもあったジミ・ヘンドリックスの曲をカバーしているということで、すぐにでも聴きたいという人は多かったと思います。クラプトンのジミヘン・カバーと言えば、まずは「Little Wing」が出てきますが、こちら「Sotne Free」も素晴らしい出来。90年代のエリックの歌は力強いんですよね。



アメリカで燻っていたジミを「イギリスに来ないか?君はイギリスでのほうが受け入れられるよ」と言って誘ったのは、アニマルズのベーシスト、チャス・チャンドラーです。その際ジミは、「クラプトンに会わせてくれるか」という条件を付けています。クラプトンは、イギリスではすでに大きな成功を収めていたわけで、同業のギタリストたちとっては憧れの存在だったんですね。

ふたりが初めて顔を合わせセッションをした際に、より大きな衝撃を受けたのはエリック・クラプトンの方でした。以後ありていに言えば、互いに切磋琢磨して腕を上げていったということです。エリック・クラプトンの歴史の中で、ジミ・ヘンドリックスが特別なア-ティストであるというのは言うまでもないことでしょう。





Don't Think Twice, It's All Right (1992)
1992年10月16日、マジソン・スクエア・ガーデンで開催されたボブ・ディランのデビュー30周年記念コンサートで演奏された曲です。このライヴ、テレビ放映もされたので、記憶している方もいるでしょう。

当人であるボブ・ディランをはじめ、スティーヴィー・ワンダー、ニール・ヤング、ジョージ・ハリスン、ザ・バンド、ルー・リード、ロン・ウッド等 豪華絢爛たるメンバーたちの演奏の中にあっても、ここでのクラプトンの演奏の凄さは際立っています。

92年頃のクラプトンは、キャリア何度目かのピークにありました。歌は力強く、ギター・プレイは切れ味鋭く冴えわたっています。クラプトンがゲストで参加したセッションの中でも、ベストのひとつだと言ってもよく、この夜のライヴのハイライトであったのも間違いないでしょう。

ボブ・ディランの有名な曲を、クラプトン流のブルージーな楽曲に仕上げたのも見事です。





It Makes No Differnce (2023)
1年半ほど前の2023年9月に開催されたクロスロード・ギター・フェスティバルでの演奏です。クラプトン主催によるギタリストたちのこの祭典は、2004年が初開催。2023年は6回目です。 毎回豪華なゲストを招いて開催されています。クラプトンのライフワークといってもよいイベントです。

ハイライトはクラプトン演奏によるザ・バンドの楽曲「It Makes No Difference」です。この年の7月、盟友であるロビー・ロバートソンが亡くなったため、彼への追悼の意を込めて演奏しています。クリーム解散後、クラプトンはザ・バンドに本気で加入したいと考えていたようです。イギリス人のクラプトンにとって、アメリカの伝統音楽に根差したザ・バンドの深さを持った音楽に対しては、敬意と憧れを持っていたんですね。

エリック・クラプトンとロビー・ロバートソンと言えば、1977年の映画『ラスト・ワルツ』での、ザ・バンドの演奏をバックにしての、2人の個性の違いの際立ったギター競演を思いだすひとも多いでしょう。僕自身もあのライブでのふたりの演奏は印象に強く残っています。


演奏の最後、クラプトンはロビーの名前を呼んでいます。





今回のジャパン・ツアーはファイナルとなっていますが、ツアーはもうやめてしまうのでしょうか。そう言いながらもずっと来日し続けてくれたのがエリック・クラプトンです。彼の親日ぶりは有名ですからね。

もう20回以上は行っているエリックの武道館ライブ。 でもその日が近づいてくると、また武道館に続く緩やかな坂道をわくわくしながら歩くことが出来るんだなと、顔が綻んでしまうのです。前回2023年の来日ライブは、近年の演奏の中でも素晴らしい出来のライブでした。今回も期待しています。



丸の内線 四ツ谷駅でエリックに遭遇 (°o°*)



赤坂見附駅構内でも遭遇 (°o°*)



武道館で待ってるぜ(^^)b