セネガルの衝撃 | Get Up And Go !

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もちろん日本代表の勝利を喜んでいます。 テレビでは連日、コロンビア戦の映像が繰り返し流されて、何度も見ているのに顔が綻んでしまうという (^^ゞ

でも次の相手のセネガル(対ポーランド戦) の映像を見て、喜びもかなり吹き飛んでしまいましたよ。 強すぎる! これが正直な感想です。評論家のみなさんも皆同じことを言っていますよね。 素人の僕が見ると、これは 「衝撃!」 という言葉が一番当てはまるかなと。

今回のコロンビア戦の勝利は、ワールカップにおけるアジア・チーム初の、対南米チームに対しての勝利なのだそうです。ブラジルを筆頭に南米のチームはどこも強豪なわけですが、僕自身の考えを言うなら、日本も歴史を積み重ねていけば、いつかは南米のチームには勝てるだろう、とずっと思っていました。






ただ、セネガルのサッカーを見たときは、「今後アフリカのチームがこういった組織のサッカーを当たり前のようにするようになったなら、日本は永遠に勝てないのではないか」 と思ってしまったんですね。

評論家の方たちは、テレビということもあってはっきりと言いませんよね。 黒人という人種の特徴とスポーツにおける優位性を。 もう筋肉が違います。 あの手足の長い体躯によるスピードと全身がバネのような跳躍力は、日本人がいくら努力をしたところで、身につけることはできないでしょう。

こういった話を突き詰めていくと、人種差別として捉えられてしまうのでは、という恐れもあるので、メディアではなかなか話せないでしょう。 誤解を承知で言うならば、黒人は運動能力と音楽 (踊りも含む)、それから性的な魅力に関しても優れている部分が多いです。






かつては暗黒の大陸と言われた閉ざされた大地の中で、欧米からの文明が入り込まずに、人間の持つ根源的な能力が純粋な形で保たれたのでは、と言われています。 欧米人たちは文明を与えずに、黒人たちの能力を長く搾取してきたとも言えます。 あらゆる分野で。

学問の分野での興味を持つ機会が少なく、文明の発達も遅れたアフリカの黒人社会が、現在ほどんどがヨーロッパで活躍するセネガルの選手たちのように、完全に解放されて欧米化したならば、生まれつき身体能力のすぐれた彼等は、スポーツの分野では無敵の存在となるのではないか。 もちろんこれは、競技の種類にもよりますが。






アフリカの黒人社会と言っても,十把一絡げではなくそれぞれの国民性といったものもあるでしょう。 セネガルという国は、政治が安定し治安も良く、明るく温厚でおおらかな国民性を持つ国なのだそうです。 海に面した土地であることも関係しているのかもしれません。 テレビのワイドショーで、日本在住のセネガル人が説明していました。

コメを主食とするところでは、日本人は容易に親しく慣れそうな気もします。何よりも好きになってしまったのは (すいません白状します)、あの明るさです。勝利を決めた後、明るい表情でみんなして踊る姿 (ネット上ではジョイマンに似ていると) を見て、「うわっ、楽しそうだなぁ!」 と思ってしまいましたよ。




BLACK M feat. YOUSSOU NDOUR / Gainde (Les Lions) (Clip officiel)
ユッスー・ンドゥール。 現在ではセネガルの大御所アーティストです。 セネガルの民族音楽と欧米のポップ・ミュージックを融合させたアフロ・ポップで、80年代から活躍しています。 日本でもワールド・ミュージックがブームとなった頃に売れました。 六本木WAVE とかでね。 今回 セネガル代表チームの公式アンセムを担当。





24日はもちろん日本を応援します。 強敵ですが、日本の力である 「和と忍耐」 でなんとか勝ってほしいと願っています。 ですが、セネガルも好きになってしまった僕としては、願わくば両チームともに決勝トーナメントに進むことを願ってもいます。
(;^_^ v