懐かしの洋楽デュエット 70年代① | Get Up And Go !

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最近は洋楽デュエットって流行らないんですかねぇ。 以前 「ビルボード全米トップ40」 で最近のを観たけどピンとこなかったですね。曲の問題? アーチストの問題?

旧ブログ時代に 「懐かしの洋楽デュエット」 の特集を5回ぐらいに分けてやろうと思ったのに挫折して1回でやめてしまったので、もう一度チャレンジします。 その時の選曲と一部重複しますが、もう5年以上前 憶えていないですよね (o^-')b

洋楽デュエットって、確かにひと頃はブームとも言えるほどに多くの曲が発表されヒットもしていました。 70年代末から80年代半ばぐらいまで続いたでしょうか。 レコード会社が大物アーティスト同士を組み合わせて話題を作り大ヒットを狙う、みたいな思惑だったんじゃないでしょうかね。

マイケル・ジャクソンとダイアナ・ロス、ケニー・ロギンスとスティーヴィ・ニックス、ジョン・トラヴォルタとオリヴィア・ニュートンジョン、ジョージ・マイケルとアレサ・フランクリン などなど、他にも多数!

ポール・マッカートニーがスティーヴィ・ワンダーやマイケル・ジャクソンとデュエットした男性どうしのものもありますが、今回は ♂ × ♀ のデュエットに限定したいと思います。 男性と女性、それぞれのフェロモンが混ざり合ったときにこそジッポリのラヴ・ソングとなるわで
(▰˘◡˘▰) ♪



メロウなふたり / スージー・クアトロ & クリス・ノーマン(1979)
「ツッパリ・ロックねえちゃん、女になる ♥」。 クリス・ノーマンは、当時イギリスではかなり人気のあったポップ・グループ、スモーキーのリード・シンガー。 そしてスージー・クアトロは元祖ロックねぇちゃんとも言える、日本でも凄い人気のあった女性ロッカーです。

皮のライダー・スーツに身を包み、男どもを従えてベースを弾きながらシャウトする。可愛い顔立ちとのギャップがまた魅力的でした。 これはおそらくイメージ戦略だったのだと思いますが、笑顔の写真がメディアにのることがほとんどなかったんですね。

そんなスージー・クアトロが、イメージ・チェンジをし、しおらしくなってデュエット。 あの当時は、抵抗感を持ったファンもいたはずです。 でも曲はいいですよ。 全米でトップ5入りしたヒット曲です。




SUZI QUATRO & CHRIS NORMAN / Stumblin' In (1979)


エルトン・ジョン & キキ・ディー / 恋のデュエット (1976)
76年のヒットなので、デュエット・ブームより少し前の曲ということになりますね。 オーバーオール・ジーンズのキキ・ディーと、エルトンお得意のサングラス。 なんだかコミカルな味もありますが、曲はとびきりポップ! キキ・ディーは、当時エルトンの恋人とも伝えられていましたが、エルトンは両性OKのひとです。

当時、テレビ東京 (当時は東京12チャンネル) で放映されていたアメリカのバラエティ番組で、この曲を歌うキキ・ディーを観たことがあります (口パクではあった)。 そのときエルトンは出演せず、キキ・ディーはエルトンの等身大のパネルを相手にしてデュエットしていました。 あの頃、アメリカでは超がつくスーパースターで超多忙であったエルトンであったので、もしかしたらキキ・ディーさんはパネルを持っての営業活動を、あちこちでしていたのかも (゜ρ゜)
その甲斐あって? 曲は全米で4週連続の1位となる大ヒットとなりました。




ELTON JOHN & KIKI DEE / Don't Go Breaking My Heart (1976)


星空のふたり / マリリン・マックー & ビリー・デイヴィス・ジュニア (1977)
フィフス・ディメンションのメンバーであったふたりが、グループ脱退後に放ったヒット曲です。 夫婦によるデュエット・ナンバーです。もともとは、それぞれがソロ・シンガーとして活動するつもりであったのが、最初の仕事はデュエットで行きたい、というビリーの希望によってこの録音が実現したとのこと。

この曲などは、男女デュエットの王道を行ってるなぁ、と思うのです。ゆったりとした流れの曲の中に優美さがあり、華やかさもあり、そしてとてもメロウです。とても仲の良い夫婦だそうで(ふたりは今も健在)、その仲の良さが伝わってくるデュエット・ソングです。




MARILYN McCOO & BILLY DAVIS JR. / You Don't Have To Be A Star (1976)