君はマライアを見たか | Get Up And Go !

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より高く! より深く! けれど優雅に・・・ 冗談も好きなんですけどね (*゚.゚)ゞ








やぁ (*^ー^)ノ
みなさ~ん、いよいよ本格的な冬がやってきますよぉ ~! 温かいものをたくさん食べて、からだにたっぷり脂肪をつけましょうね~ (^O^)/
別に太っていたってええやん。 明るく生きてりゃそれも愛嬌になりまっせ~。 すいません、このブログ 不定期に壊れます (°∀°)b

「君はマライアを見たか!?」。 そうです、100キロ超でレオタードのあのマライヤのことです。 私ね、ふくよかな女性嫌いじゃないし、ぜんぜんOKなのですが、あれはやり過ぎであったと思うのです。 あの姿はどうしたってマスコミの恰好のネタでしょ。 なにしろマライア・キャリーなわけですから。

でもそのマライア、最近 一転しての激やせ報道。 袖状胃切除手術の成果だと報道されています。 写真で見ても確かに痩せたことがわかります。 ステージで踊ることを考えればそうするあろうし、健康面でも影響があるわけだから仕方がないですね。

仕方がない? あっ! 実はワタシ、密かに期待していました v(^-^)v
これからはアレサみたいに、"歌の上手い太ったおばちゃんキャラ" でいけばいいじゃん! ってね。 (o^-')b


歌うま ファット・ウーマン変遷史 (そんなもんあるのか?) カラオケ
まずはこの人かな。 名前からして、ビッグ・ママ・ソートンですからね。 体重120キロ超の巨漢ブルース・ウーマン。 その名にふさわしい迫力のヴォイス。 人間的にも、あの時代にあって肌の色に執着しない度量の大きさがあったそうです。

エルヴィス・プレスリーの 「ハウンド・ドッグ」 はこの人の歌がオリジナルです。 スカスカでシンプルな演奏が、彼女の歌の素晴らしさを際立たせています。 純粋で堂々としていて、躍動感もありスケール感もある。ジャニス・ジョプリンもこの人の 「ボール・アンド・チェイン」 をカバーしていますが、ブルース・ファン以外にはほとんど知られていない存在であるのが残念なところです。




BIG MAMA THORTON / Hound Dog (1953)
ギターはバディ・ガイです。


エタ・ジェイムス。 チャック・ベリーの 「ロックン・ロール・ミュージック」 を歌ったこのライヴ映像は、今年 1回 このブログでとりあげています。 ですが、ダイナマイト・シンガー・エタ・ジェイムスとしては、やっぱりこの曲のこの映像なのかな、ということでの僕自身によるアンコールです!

一般的にはソウル・シンガーのイメージが強いのかな。 でもブルースも歌うし、ジャズも歌うで、ジャンルにとらわれず、50年代から幅広く歌ってきた人です。 ロックン・ロールだって、ごらんのとおりのド迫力の歌に加えて、見事なエンターテイナーぶり。 凄いです!

晩年はほっそりされていましたが、見た目的にはダイナマイト・ボディであった頃のエタ・ジェイムスに強烈に魅かれます。




ETTA JAMES / Rock'n Roll Music (1987)


アレサ・フランクリン。 問答無用のレディ・オブ・ソウル。 シンガーとしては、ちょっと格の違う人だと思います。 61年のデビュー以来、70年代までずっと好調であったアレサも、80年代になると時代の趨勢からか様々なチャレンジをするようになります。 時代の色を反映したポップ風味のソウル・ミュージックといった趣き。

アレサ・フランクリンと言えば、ゴスペルを基調にしたアメリカの南部的な資質を持ったシンガーと言う面が最初に来ます。 ですが、都会的指向も持ち合わせていて、そちらのほうが前面に出てきたといった感じでしょうか。

TOTO のメンバーたちを据えて録音したり、ジョージ・ベンソンとデュエットしたり。 人気絶頂であったジョージ・マイケルともデュエットし、ジェイムズ・ブラウンとも共演。 メロウになったりファンクしたり、ロックにもなったりと時代に敏感に反応。 でもあの声の存在感ですからね。 結局アレサ節になってしまうのです。




ARETHA FRANKLIN / Jumpin' Jack Flash (1986)
キース・リチャード、ロン・ウッドと共演しています。


最後は最近リリースとなったマライア・キャリーの新曲を。
90年代以降では、例えばビヨンセだとか、近年ではイギリスのアデルであるとか、スーパースター級の女性歌手も出てはいます。 でもマライア・キャリーが登場した時のインパクトには遠く及ばないように思います。

1990年に 「Vision Of Love」 でデビュー。 あっという間にスーパースターの座に駆け上がりました。 恵まれていたとは言えない幼少期が、シンデレラ・ストーリーとしてマライヤの成功物語に付加されたと言うのもあるとは思いますが、やはり彼女の魅力は、素晴らしい歌そのものにあるでしょ。

彼女のスキャンダラスなニュースを聞くたび思うのは、歌手としてたびたび比較されていた、今は亡きホイットニー・ヒューストンのこと。 どこの国にも弱り目を叩く人たちはいます。 プレッシャーはスターに付き物とはいえ、マライヤ・キャリーには王道を行くシンガーとして、まだまだ第一線で頑張ってもらいたいと思うのです。(最後はマジメに)




MARIAH CAREY / The Star (2017)
これは "AFTER" です。 ややふくよか。 問題ないです! アニメ映画 『ザ・スター』 に提供。今年の新しいクリスマス・ソングのひとつですよ!



君はマライアを見たか!?
いつかきっと人々に語られるでしょう。 2017年、蜃気楼のように浮かんで消えた、幻のデブキャラ・マライアを君は見たか? と( 語られねぇよ!)

これがオチか! (゚Д゚)