





現在、東京都下 清瀬市で開催中の 「ひまわりフェステイバル」 に行って来ました。 今回はいつもとは趣向を変えての旅レポです。 と言っても日帰りです。 で、自転車で行って来ました。 サイクリングですね。 やっほ ~ !

僕の住む練馬区大泉から、道に迷いながらも1時間弱で到着することができました。普段からの運動不足を少しでも解消しようという目論みもあったわけですが、さすがにバテましたよ σ(^_^;) 能書き垂れてもその素晴らしさは伝わらないと思うので、今回は写真中心でいきます!
東京都清瀬市は、現在も緑と農地が多く残る自然豊かな土地です。2008年から始まった 「清瀬ひまわりフェスティバル」 は、24,000 平方メートルの広大な農地に約10万本のひまわりが花を咲かせた、素晴らしい花のフェスティバルです。
このひまわりたち、鑑賞用として花屋さんにも出荷されるんだろうなと思っていましたが、地主さんが畑の肥料とすることを目的として栽培されているものなのだそうです。 それがあまりにも素晴らしい風景であることから一般開放されようになったとのこと。無料ですよ!
写真だけではその美しさは伝えきれるものではありませんが、これだけのひまわりを目の前にするとただ圧倒されます。 このひまわり群の背景が、青空に入道雲だったりすると、その素晴らしさが倍加されるのは間違いないでしょう。 この日は、あいにく薄く雲がかかった天気でしたが、それでも感動しました!
夏休みということもあり、子供を連れて家族で来られている方が目立ちました。 まだ心の柔かい小さな子供にとっては、これは大きな体験になるのではないでしょうか。 言葉を失うほどの圧倒的な美しさはずっと心に残り、やがて大人になった時、それはひとの心にとっての人間らしさの土台のひとつとなると思うのですが。
会場にはかき氷や焼きそばなども売られていて,休息スペースもあります。そのスペースではイベントも行われていて、この日は 猿回し芸も行われていました。近くにお住まいの方は行かれてみては。 9月3日まで開催されいるとのこと。
清瀬市ホームページ ↓
http://www.city.kiyose.lg.jp/s004/040/010/060/030/20170710094751.html

ひまわり (原題: I Girasoli ) (1970 / イタリア・フランス・ソビエト)

● 監督 ヴィットリオ・デ・シーカ
● 音楽 ヘンリー・マンシーニ
○ 出演 マルチェロ・マストロヤンニ / ソフィア・ローレン 他
戦争によって引き裂かれた男女の愛を描いたドラマです。 スクリーンいっぱいに映し出されるひまわりのシーンはあまりにも有名です。
1982年、オフコースが武道館公演を行ったさい、「言葉にできない」 の曲中のステージ・スクリーンで、映画 『ひまわり』 のひまわりのシーンが使用されました。 小田和正氏によると「言葉にできないほどの、圧倒的な花の映像が欲しかった」 のだそうです。
清瀬の大地に咲くひまわりをみて、映画 『ひまわり』 の場面を当然 思い出しました。あの圧倒的なひまわりが頭に焼き付いていたがゆえに、リアルにあの場面を自分の中に再現させたかったとも言えます。 『ひまわり』 を観たことのある人の中には、同じような思いで会場に足を運んだひともきっといるはずです。
その下には無数の戦死者たちが眠っているというひまわり畑。 美しくも哀しい太陽に顔を向けて咲く花たちが、戦争の悲惨さを描き出しています。背景に流れるヘンリー・マンシーニ作曲によるテーマ曲が、戦死者たちのレクイエムとなって私たちの心深くまで響いてくる作品です。