やあ (*^ー^)ノ
みなさん、ヘビー級のマライア 見ました? 100キロ超だそうです。 それにしてもアメリカ人って歳とると太りますよね。 僕の母親は6人兄弟ですが、みんな普通なのにひとりだけ、アメリカ人と結婚して向こうで暮らしている叔母さんだけすごい太っています。 食べ物のせいなのでしょうか。
すいません、ティファニーの最近の写真をネットで見つけて恰幅が良いのに驚き、マライア・キャリーでさらにぶったまげたものですから。 ( ̄□ ̄;)!!
ティファニー vs. デビー・ギブソン

ティファニーとデビー・ギブソン。 80年代後半のほぼ同時期に、アメリカの音楽シーンに登場したアイドル・シンガーです。 現在ではすっかり名前を聞かなくなりました。当時けっして嫌いであったわけではありません (ふたりとも可愛いかったので)。 様々な音楽が溢れていた、あの頃のカラフルな洋楽シーンの一部です。 (^ε^)♪
ティファニー / TIFFANY
1987年 1st・アルバム 『TIFFANY』 がリリースされたとき、まだ15歳です。さらにそれ以前の幼少時から、ショツピンング・モールなどを回ってカントリーを歌っていたそうです。 日本でもよくある、親が付いて回り歌手として売り出そうとしていたという事なのでしょうか。
その可愛さにタレント性があると見出した人がいて、デビューという事になったようです。 カントリーと言っても、日本でイメージするいわゆるカントリーソングではなくカントリー・ポップなのだと思いますが、デビュー・アルバムは完全なポップ・アルバムです。
60年代のオールディーズ・ソング 「I Think We're All Now」 のカバーが、シングルとしていきなり1位になっています。
TIFFANY / I Think We're All Now (1987)
デビー・ギブソン、マルティカなど、80年代のアメリカのヒットチャートを席巻した、ティーンエイジ・アイドル・ブームの先陣を切ったひとです。 曲が大ヒットしたことにより、日本でも急激にファンが増えたことを思い出します。 日本の菓子メーカーのCMにも出ていたほどです。
美形で歌の上手さに加え、どことなくアメリカの田舎娘風のあか抜けなさも感じます。そのあたりも魅力になっているのではないかと思うのですが。 その後、ゴシップやスキャンダルで、あっという間に人気が凋落。 名前を聞かなくなってしまいましたが、2000年代に復活。 地道に活動を続けているようです。
TIFFANY / Could've Been (1987)
こちらの曲も全米1位を獲得。新人で連続1位。当時のアメリカでの人気の凄さがうかがえます。
デビー・ギブソン / DEBBIE GIBSON
1987年 アルバム 『OUT OF THE BLUE』 により、16歳でデビュー。 ティファニーと同期であり、やはりアイドルとして売り出されました。 このひとは、デビュー・アルバムから作詞・作曲をし、アレンジもし、プロデュースまでしています。
前面に出ていたのはアイドル歌手としてであり、シンガー・ソングライターという呼び方を、当時ほとんど聞いた記憶がありません。それがこの人の不幸なのかなぁ、と思いますね。 5歳から習っていたというピアノに、早くから作詞・作曲も習得していたことから、「次代のキャロル・キング」 といった言われ方も一部ではされていましたからね。
DEBBIE GIBSON / We Could Be Together (1989)
僕は2枚目のアルバム 『ELECTRIC YOUTH』 (1989) が好きで、現在でもたまに聴いたりします。曲そのものを取り出して見ると、ポップ・ナンバーとしてすぐれていることがわかります。 弾き語りスタイルによるバラード 「LOST IN YOUR EYES」 などは、名曲が少ないといわれる80年代においては、名曲のレベルに達していると思うのですが、誉めすぎでしょうか。
90年代に入り失速してしまったのはなぜなのか・・・。 アイドルのイメージから脱却できなかったためか。 音楽的な器用さが突出した個性の欠如を生んだのか。 才能の枯渇?
現在も活動は続けているようなので、ソングライターとしてもう一度いい曲を生み出してほしいと願っています。
DEBBIE GIBSON / Lost In Your Eyes (1989)
作詞・作曲 / デビー・ギブソン。 全米1位。
かつてライバル視されていたふたりも (そのような売り方でもあった)、ネット上には現在のふたりの楽しそうなツーショット写真も多く残されています。テレビ映画での共演もしています。
個人的には、あの頃ちょうど CD/レコードの輸入会社に勤め始めた頃で、ふたりの輸入CDを大量に捌いた記憶があります。 日本でも相当に売れたのです。 花の命は短くて・・・とは言いますが、作品の中のふたりは歳とることもなく、あの頃のファンたちのCD棚には現在も置かれているはずです。