ミュージシャンになりたいと思ったこと、ある?
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今日はミュージックの日。
だそうです。 今日はこのタイトルでの記事がやたら多いですね。 当ブログでも採用、決定!
ミュージシャンになりたいと思ったこと、ある?
あります。 あれは中学1年生時のある秋の日、体育館で行われていた弁論大会でのこと。 確か、それは文化祭のイベントのひとつであったはず。 出場者たちの弁論終了後、先輩たちのバンドが出てきて演奏したのです。 先生たちにかけ合って許可をもらってのことだったようです。 多分 「余興として、ま、いいか」 でOKしたのでしょう。
舞台にアンプとドラムセットがすばやく準備され演奏がはじまりました。 数曲演奏されましたが、ビートルズ・ナンバーもありました。 女子たちからは凄い人気でした。 あの時代、文化放送というラジオ局の公開番組に 「ハロー、パーティ」 というのがあったのですが、中学生なのに生意気にもそのバンドは出演し演奏したことがあるのです。
教室に戻ってきてから、女子生徒の騒ぎ方がまた凄い! ああいうのって、いつの時代も変わらないことなのでしょう。 それを見ていた単純な中坊ガキタレ、やんは思ったわけですね。
「 これしかないな 」 と v(^_^)v
THE DOOBIE BROTHERS / Listen To The Music
"人々が求めているのは笑顔になれる道・・・さあ、音楽を聴こう!"
ドゥービーみたいなアメリカン・ロックを中学生時に聴いていたとしたら、けっこう大人です。
♪ 稲妻が俺のからだ駆け抜け、すべての夢が走り出し" たわけですね。 動機は "気になるあの子を振り向かせろ!" という不純なものでしたが。 でもそれだっていつの時代も変わらないんじゃないの? そんなこともないか (*v.v)。
行動は早かったです。 すでにギターを持って弾いていたクラスメイトに付き合ってもらい新宿の 「エルク楽器」 に買いに行きましたよ。 貯金をはたいて買ったのは、グレコのテレキャスター・モデルでした。 2万5千円ぐらいだったはず。 何となくボディのシェイプが気に入ったんですね。
付録としてついてた 「成毛滋のロック・ギター・メソッド」 という教則カセットを使っての特訓の日々が始まったんですね。 ギターって、壁にぶつかってすぐにやめてしまう人も多いです。 僕も、何となく形になるまで数年かかりました。やっぱり 「気になるあの子を振り向かせろ!」 は、壁突破に大きな力となりましたね (^O^)/
でも、ある程度弾けるようになり、曲を作ったりアレンジしたりとかが出来るようになるにつれて、自分の中の音楽は純化していったように思います。 不純だったものが純化していく感覚、不思議です。
大学の音楽サークルで人気バンドになった頃、「ギター弾けるって素敵ですよね。 かっこいいですよね」 とか言って女の子が寄ってきたこともありましたが、今度は 「ふーん、君はほんとに音楽が好きなの?」 とか、自分の不純な動機をすっかり忘れて傲慢なことをほざいたりして。 若いって、恥ずかしいことでもあります。 (^_^;)
THE BEACH BOYS / Add Some Music To Your Day
"加えてみよう、音楽を! 君の日々の暮らしに"
昨年、ブライアン・ウィルソンのライヴで、生でこれを聴けたのはうれしかったですねぇ。
ミュージシャンになる、あるいはアーチストになる、ってどういうことでしょう。 昔 村上ポンタさんが言ってたのですが、「俺らの仕事は別に免許とか資格があるわけじゃないから、自分でミュージシャンだと宣言したら、それでもうミュージシャンなんだよ」と、そんな風なことを言っていたことがあります。 「個人商店みたいなもんだから、個人名刺作ってばらまいて仕事を請け負うしかないんだよ」 と、そんなことを言う人もいました。
もちろん腕が良くなければ発注は来ないわけですが、そういうもんだろうなと思います。 現在はCDがほんとに売れなくなってしまって、作り手にとっては受難の時代ですよね。 ライヴで地道によりも、ネットを駆使しての活動が重要な時代でもあります。 でもやっぱり、リアルなひとたちの前で、生で演奏することこそが最も大切でしょ。
ライヴハウス主催のセッションには、現在もたまに行きますが、その日その場で知り合ったひとと音楽の話で盛り上がったり、話が進んで一緒にスタジオに入ったりとか、そんなふうに展開していくこともあります。 一緒に活動となれば、やがては真剣になり、意見が衝突して上手くいかなくなることもあるのですが、それこそが人間の活動なわけで、やっぱり音楽はいいなぁ、と思うんですよね。 音を合わせる、気持ちを合わせる。
今はこの言葉に尽きますね。
Thank You For The Music !
ABBA / Thank You For The Music
アバが人気絶頂であった頃、78年の日本のテレビ局でのスタジオ・ライヴです。 ゴールデンタイムに放送されました。 この "Thank You For The Musiv" には、音楽への感謝を感じます。

