いよいよ世間は大型連休になるゴールデンウイーク。
Jリーグは、中2日・中3日・中2日と観る側にはたまらないが、試合をする選手はたまったもんではない。

年間スケジュールと集客を考えての日程だが、毎年この時期になると、Jリーグはプロスポーツであると同時に“サービス業”であると勝手に思う(プロ野球は連戦が当たり前なので感じないが…)。もちろん海外リーグでも、こういった連休などに合わせて日程が組まれる。やはりプロというスポーツは選手も大事だが、観客(入場料)あって成り立つものだと思う。
J1第7節
△ 4/20 14:00 曇
浦和 0-0 大宮
(埼スタ 50997人)

スコアレスドローに終わった“さいたまダービー”。

引き分けというのは難しい。考え方によっては「勝てなかった。勝ち点を2失った」、考え方によっては「勝ち点1を得た」と、その対戦相手・試合内容によって変わる。また同じ状況であっても、考える人よっても異なる。

今日の試合もそんな引き分けだった。「たとえどんな状況であってもホームでは勝たなければならない」「ウチが格上は明らか、ダービーは勝たなければならない」「得点出来なかった」と感じた者もいれば、「中3日できつかった」「ダービーで相手のモチベーションも緊迫した試合だった」「失点せずに抑えれてよかった、収穫だった」と感じた者もいただろう。

勝敗の前に、運動量が明らかに少なかった。ボールを持った者を追い越すプレーやパス・アンド・ゴーはほとんど見られなかった…。
守備に関しては堅守といえたかもしれないが、チームが守備7:攻撃3と分断してしまい、とても一枚岩には感じられなかった…。

シーズン始まってからの監督交代、そして新たなチーム作り。まだまだ序盤戦。

しかしチーム作りの完成に早いことに越したことはない。
J1第7節
4/20 14:00
浦和 - 大宮(埼スタ)

さいたまダービー。
公式戦対戦成績
10試合7勝1分2敗
(2005年に国立で行われた天皇杯準決勝を含む。)

以前は浦和市と大宮市という違いから埼玉ダービーと言われたが、今はその名の通り同じ「さいたま市」にある2チームが対戦する“ダービーマッチ”である。

しかし日本でのダービーというと、海外のダービーとは少し違うような気がする。まだまだダービーというには歴史が浅いし、町を二分する因縁とか宿命などというより、盛り上がる動機づけや興味づけ的要素の方が強いと感じる。

かと言って、今から日本のダービーマッチに“エル・クラシコ”(バルセロナvsRマドリー)ような政治的要素や“スーペルクラシコ”(ボカ・ジュニvsリバープレート)のような階級的要素などのサッカー以外での因縁や“ミラノダービー”(ACミランvsインテル)のようなチーム発足時の因縁が加わるというのは難しい。

やはり日本のダービーが海外のダービーのようになるには、地域的要素のダービーになると思うが、まだまだ年月(歴史)必要かなと思う。

さて話は「さいたまダービー」に戻るが、このダービーも歴史が深いわけでもなく、市内を二分してるわけでもなく、実力や人気もサポーターの数も浦和が大きく上回る。(大宮からすれば、これで十分な要因かもしれないが…。)浦和の文化圏と大宮の商業圏が埼玉県の覇権を争う因果関係もあるが、このダービーマッチも本当の意味でのダービーマッチになる過程なのではないかと思う。

浦和としてダービーという要素もあるが、それよりも昨年大宮に勝っていない(1分1敗)。昨年の借りはしっかり返せねばならない。しかもその1敗をきっしたホーム埼スタで、10回目の「さいたま市内」で行われる“さいたまダービー”で!