J1第12節
5/3 16:00
川崎-浦和(等々力)


今日の試合は今からゾクゾクする。これがワクワク感からなのか、武者ぶるいかなのか。

GW連戦の最終日。
浦和はこの連戦、ここまで京都・札幌・神戸・千葉対戦し3勝1分。依然好調である。

一方、川崎も好調で4連勝中、しかも4試合連続逆転勝ち。手がつけられない。しかも柏・名古屋・鹿島・磐田が相手にである。チーム内のムードもさぞかしイイだろう。順位も3位。強さが戻ってきたと考えるべきだろう。

浦和も川崎もお互いに状況が似ている。交代理由が違うが、お互い監督の交代。その後、息を吹き返したように連勝を重ね順位を上げてきた。

鹿島・G大阪・名古屋が調子を落としている今、間違いなく実力・調子のトップ同士の対戦だ。

浦和は、GW連勝した対戦相手とは明らかに格上である。牽引している闘莉王の出場が微妙だが、アウェーで好調が維持出来るかがカギである。

戦線離脱している怪我人が少しずつであるが、復帰の見通しがたってき始めた。今まで闘ってきた今の戦力で“浦和の底力”をみせて欲しい。
J1第11節
○ 5/3 16:00 晴
浦和 3-0 千葉
(埼スタ 52008人)


闘莉王・相馬・エジミウソンと後半に得点を重ね、首位堅守。引き分けを挟んで7連勝。試合前の不安は、要らぬ心配だったのか、最後は快勝だった。

最近試合の入り方は悪くなかったものの、前半より後半の内容が良かった。これはこの試合に限ったことではないが、後半のほうが明らかにフィニッシュへの回数が多く、ミドルレンジからも積極的に打っていた。

今の浦和を観ていると、前半は相手の調子を伺いながら自分達の調子も伺っている『調整の前半』。後半に入ると、ハーフタイムに監督のゲキが飛ぶのか、徐々にトップギアに入り、パスは繋がり、攻撃に積極的になり、フィニッシュも積極的になる。そしてゴールが増える。まるでリアクションからアクションに戦術が変わるように。この結果と戦い方は、チームとしての意図なのだろうか?

話は変わるが、前節の怪我で平川が欠場。普通に考えれば、これだけの怪我人を出せばチームと戦力ダウンを露呈しても仕方がない。しかし、それを感じさせないぐらいに代わりに出る選手が本当に頑張っている。

リーグ中断まで残り2試合。中断明けには怪我人も皆戻ってくるだろう。そうすると当然、今スタメンやベンチの選手の中にはベンチにすら入れない選手がでてくる。幸いかゲルトは、ベンチの選手にも出場機会を与える。本当に今、与えられたチャンスを大事にいかし、最大限にアピールしてもらいたい。

(サッカースタジアムにて観戦)
J1第11節
5/3 16:00
浦和-千葉(埼スタ)


GW最終日。相手は未だ勝ち星のない千葉。しかも6連敗中。首位と最下位。

楽勝と気を緩める人もいるかもしれないが、油断は大禁物である。昔と今を比べる必要はないかもしれないが、連敗中のチームにホーム・アウェーに関わらず、よく連敗を止める勝利を献上した。

相手は、今日の試合の結果よっては監督辞任なんて報道もされている。

チームの力、個の力、ホームの力、雰囲気、どれをとっても浦和優勢は揺るぎない。

しかし、何が起こるか分からないのがサッカー。しかもJリーグは、まだまだ順位で力関係がはっきりしている程に力の差はない。
やはり最後に勝敗を左右するのは『気持ち』である。気持ちで上回った方が勝利への近道。

ホームの試合で首位と最下位。決してチャンジャーを受け入れるのではなく、自らチャンジし、相手を圧倒して欲しい。この気持ちを忘れないで欲しい。

今日の試合に限ったことではないが、立ち上がりと先制点が重要である。